マツダは、CX-60のトランスミッションやインバータ、フル液晶メーターの制御プログラムが不適切なためエンストや表示不良が発生する恐れがあるとしてリコールを実施しています。
マツダ、CX-60の制御プログラム不良でエンストなど発生
CX-60のリコールについて
リコール開始日
令和05年04月7日
基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因
- トランスミッション制御コンピュータにおいて、制御プログラムが不適切なため、変速時やEV走行からのエンジン再始動時に、強めにブレーキを踏むと締結しているクラッチが解放しないことがあります。そのため、エンジン回転が低下し、最悪の場合エンストするおそれがあります。
- 電力変換装置(インバータ)において、制御プログラムが不適切なため、プッシュボタンスタートをオフした直後にオンするとインバータが起動しないことがあります。そのため、アイドリングストップ後にエンジンが再始動できなくなります。また、バッテリーへの充電が停止するため、充電警告灯が点灯し、最悪の場合エンストするおそれがあります。
- コンビネーションメータ(フル液晶タイプ)において、制御プログラムが不適切なため、メータの液晶画面を表示するための起動制御が完了できないことがあります。そのため、速度計や警告灯等が表示できないおそれがあります。
対象車両
改善措置の内容
- 全車両、トランスミッション制御コンピュータの制御プログラムを対策プログラムに修正します。
- 全車両、インバータの制御プログラムを対策プログラムに修正します。
- 全車両、コンビネーションメータの制御プログラムを対策プログラムに修正します。
その他の情報
- 不具合件数
- 12件
- 4件
- 1件
- 事故の有無:なし
- 発見の動機:市場からの情報による
CX-60のリコールについて|リコール・サービスキャンペーン等情報
メーターもリコール対象になってしまったので、XD-HYBRIDにPHEV、XD、25Sとまんべんなくアウトです。