
北米マツダは2025年9月の販売台数を26,169台と発表しました。前年同月比で12.3%減少し、年初来では前年同期比2.0%増の319,664台となりました。
北米マツダ、9月販売は前年比12.3%減 CX-50は8,876台と好調維持
北米販売の概要
9月の販売日数は前年より1日多い24日間でしたが、日販換算(DSR)では前年同月比16%減となりました。認定中古車(CPO)の販売は5,974台で、前年同月比6.5%増と堅調です。
車種別では、CX-50が8,876台を販売し、9月として過去最高を更新しました。一方、CX-70は659台(前年同月比57.8%減)、CX-90は1,451台(同46.6%減)と大きく落ち込みました。Mazda3は2,571台(同17.5%減)、CX-30は4,765台(同21.6%減)と減少傾向が続いています。

2025年8月北米マツダのSUV販売台数
- CX-30:3,271台
- CX-5:8,230台
- CX-50:8,876台
- CX-70:659台
- CX-90:3,109台
カナダ・メキシコの販売状況
カナダマツダは7,996台を販売し、前年同月比18.5%増と好調を維持。年初来では16.1%増となりました。メキシコマツダは7,430台で同4%減少しましたが、年初来では9%増を確保しています。
まとめ
北米マツダの販売はCX-50が堅調だった一方、大型SUVのCX-70とCX-90は大幅に減少しました。こうした背景には、米国市場での需要鈍化に加え、為替の影響や在庫調整といった要因があると見られます。これまでSUVシフトを軸に拡大を続けてきたマツダですが、足元では主力SUVの販売が伸び悩んでおり、その動向が今後の北米戦略に影響を及ぼす可能性があります。
Mazda Reports September Sales Results – Oct 1, 2025 | Mazda USA News


