
オーストラリアメディアが、Mazda6後継車にあたるラージアーキテクチャの中型車の計画は無いとする欧州マツダ開発担当の話を紹介しています。
ラージアーキテクチャにMazda6後継車の計画は無し
Driveが、先日もMazda6後継車の記事を載せていましたが、欧州マツダの開発担当のボスからMazda6後継車についての否定的なコメントが出ています。
“It would be very nice… to have the FR [front-engine, rear-driven] concept and six-cylinder engine for a Mazda 6 successor or a large sports coupé. We would like to have it, but at this point in time, it’s most important to sell SUVs,” the executive told the British magazine.
(「マツダ6の後継車や大型スポーツクーペにFR[フロントエンジン、リアドリブン]のコンセプトと6気筒エンジンがあればいいのにと思います。欲しいのですが、現時点では 、SUVを販売することが最も重要だ」と語った。)
New rear-wheel-drive Mazda 6 not coming, says brand executive – Drive
ただ、この話のトーンで全否定されているようには読めないのは、自分が、ラージアーキテクチャのMazda6後継車が出ると信じているからでしょうか。
2025年までにプラグインハイブリッドを5車種投入するという話を振り返ったときに、CX-60〜CX-90までの4車種の全てにPHEVが設定されるとMX-30と合わせて、すでに5車種になってしまい、Mazda6後継車は当てはまらないですよね。では、Mazda6後継車にPHEVが設定されないと考えると…このご時世だと無理があるように思いす。
中型セダンをラインナップから外すなんて、スバルの真似をしなくてもいいのに…せめて、ワゴンボディは残して欲しいように思うのですが、こちらの方が非現実的ですかね。
第7世代のVISIONモデルとして公開した2台の直系の量産車が世に出てこないというのは、どうなんでしょうね…コンセプトモデルだからで済ませるにしては、インパクトがありすぎだよなぁ。こうなるなら、次からはクロスオーバーSUVでVISIONモデルを作るべきですよ。


コメント
いつも記事を楽しみに拝見しています。
今のところはSUV(CX-60, CX-80)を売らなければ、と仰ってるんじゃないでしょうか。将来も出さないとは言っていないように思います。
#VisionCoupe と #RX_Vision は出るものと信じています。
私、RX-Visionを2015年に行きつけのディーラーに予約しているもので。
^_^;
#がんばれマツダ!
2025年までにはという計画もあるので、ギリギリに出て来るかもしれないし、次期mazda6、mazda2、そしてCXー3(CXー20?)は、必ず出ると信じます。ただ、CO2排出量を兼ねて電動化も進めないといけないし、課題が山積みのこんにちで、次期モデルを出し急いでもいけないし、じっくりと時間をかけて出すものと個人的に思っています。
現実的にMAZDAに開発リソースの余裕があるのかはともかく、2025年までに非SUVラージ群が発表、発売されないと確定したわけではないと思います
現時点で発表することが不可能にせよ不許可にせよ、言えることが何もないのならこういう発言にならざるを得ないわけで
設計上SUVの方がバッテリーを積むのに有利で、規制対策としても数の出るSUVにまずPHEVを設定して選考導入、後にディーゼルやガソリンという流れかと思いますが、セダン等はこの流れに沿う必要は必ずしもないかと
要するにディーゼル、ガソリンでまず出して、PHEVはやらないか、もしくは後からでも問題はないとすれば、2025年というラインに縛られることもないのではと思います
まあ全て願望なので早く出してくれということです(笑)
現実はBセグスモール群もどうなるのかハッキリしてませんし、セダンは2026年以降ですかね…