マツダは、第44回東京モーターショー2015にてロータリーエンジン搭載FRスポーツカーコンセプト「RX-VISION」を発表しました。

『RX-VISION』は、デザインテーマ「魂動(こどう)-Soul of Motion」にもとづき、マツダが考える最も美しいFRスポーツカーの造形に挑戦するとともに、次世代REの「SKYACTIV-R(スカイアクティブ・アール)」を搭載した、マツダがいつか実現したい夢を表現したモデルです。
ロータリーエンジン(RE)は、三角形のローターが回転することによって動力を生む、独特の構造をもつエンジンです。多くの技術的課題を乗り越えてマツダは、1967年に「コスモスポーツ」を通じてREの実用化に成功。その後も、REを量産する唯一のメーカーとして、出力、燃費、耐久性などの性能向上に取り組み、1991年のル・マン24時間耐久レースでRE車を駆って総合優勝。数々の実績をあげたREは、マツダのたゆまぬ挑戦と創造を象徴する存在となっています。
現在は生産を行っていませんが、マツダはREの研究・開発を継続しています。「SKYACTIV-R」という名称には、SKYACTIV技術の開発時と同様に、「常識を打破する志と最新技術をもって課題解決に取り組む」という意味が込められています。
マツダの代表取締役社長兼CEOである小飼 雅道は、次のように述べています。「本日このマツダスタンドで、私たちが描いた夢について、皆さまとお話しできることを楽しみにしております。今後もマツダは、お客様と深い絆で結ばれたオンリーワンのブランドを目指して挑戦を続けてまいります。」
ニュースリリースには、スペック等の記載はあありませんでしたが、北米マツダのページには、以下の様なスペックの掲載がありました。

Mazda RX-VISION major specifications:
- Seating capacity: 2 persons
- Overall length x width x height: 4,389mm x 1,925mm x 1,160mm
- Wheelbase: 2,700mm
- Engine: SKYACTIV-R
- Powertrain: Front engine, rear-wheel drive
- Tires: Front: 245/40R20 / Rear: 285/35R20
- Rim width: Front: 9.5J / Rear: 11J
またしても、ホイールベースが2,700mmとアクセラ、CX-5、CX-4(仮)と共通です。それはそうと、SKY-Rの中身はベールに包まれたまま。16Xガーとか、水素ガーといった話もないようですね。まずは、決意表明を大々的に行ったということなのかな?
量産されたら、おいくら万円なのでしょう???あと5年コツコツ貯めたら買えるかな?(泣笑)

