
マツダは、ジャパンモビリティショー2025にてマツダが目指す未来を、デザインや技術など、すべての面で体現した新しいクロスオーバークーペ「MAZDA VISION X-COUPE」を世界初公開しました。
マツダ、クロスオーバークーペ「MAZDA VISION X-COUPE」をワールドプレミア
第8世代につながるデザイン
「MAZDA VISION X-COUPE」は、「魂動(こどう)」デザインをさらに進化させたクロスオーバークーペで、2ローター・ロータリーターボエンジンとモーター、バッテリーを組み合わせたプラグインハイブリッドシステムを搭載しています。
…ですって。
予想では、もう少しSUVよりのクロスオーバー車だと思っていたのですが、乗用車寄りのクロスオーバー車、しかも、クーペスタイルで登場しました。
2ローターがどうのこうの書かれていますが、まぁ、VISIONモデルなのであくまで2035年の机上のスペックですから…。2023年にも2ローターに搭載を想定した車を発表していますが、その後の開発状況は、アメリカの規制にも対応できるまでクリーンに出来てます、くらいの情報ですので、パワートレインについては、話十分の一くらいで聞いているのが丁度良いかと。
エクステリアデザインは、斜め前から見たらMazda3じゃないか!と思っちゃいますが、後ろに回ると…オーバーハングが気になりますが…クーペスタイルですね。
コンパクトなロータリーエンジンを載せるならボンネットは低く出来そうですが、そういうことはせず、顔が分厚く押しが強い…シンプルな造形の顔ですが…存在感のあるデザインを狙ったのでしょうか。
RX-VISIONやVISION COUPEは、色気ムンムンでしたが、X-COUPEは、割とシュッとした2枚目君だと思います。ヘッドライトは流行り(?)のデザインではなく、コンサバな2灯式です。それよりなにより、グリルレスになってシグネチャーウィングもだいぶ簡素化されました。縦の線2本だけ?下部は、開口部とのあわせ技でシグネチャーウィングの形状を想像させる作りです。
フロントのウィンカーはどこですか?まさか、縦の光っている部分ですか?
ホイールの形状は、空力的に有利なんでしたっけ?
インテリアを見て、少し驚きです。巨大なセンターディスプレイがありません!昔のコンセプトカーにあったダッシュボードに埋め込まれた横長のディスプレイがあり、前方視界を遮るものがまったくありません!素晴らしい!!そして、3連の丸形メーターが並んでいます。フルデジタルではありますが、タブレットのような板を配置したデザインとは、これまた、大きく異なっています!!
内装色のグリーンは、藻類から作るカーボンニュートラル燃料をイメージしているとか?
他メーカーに比べると、これまたコンサバなデザインに見えてしまいますが、よっぽど現実的であり、自分にとっては受け入れやすいデザインでもあります。新型CX-5を見て愕然としていたのですが、少し光明が見えてきました。
社長が、ちらっと言っていたのですが、次期Mazda3は、セダンとハッチバックを統合してこのようなクロスオーバークーペに生まれ変わるかもしれないですね。もしくは、三兄弟とか…。
X-COUPEは、ショーカーなので大きめに作ってありますが、量産車にフィードバックされるときは、現実的なサイズ感になるはずですよね。Cセグの枠を大きく超えることにはならなさそうです。ロータリーエンジンを乗せるのは、一応、スモール商品群の役割分担ですから…。
メディア
MAZDA NEWSROOMマツダ、ジャパンモビリティショー2025にて2台のビジョンモデルを世界初公開|ニュースリリース



















