国土交通省が実施したディーゼル車の路上走行試験において、トヨタ、日産、マツダ、三菱の中で排ガス基準を上回らなかったのはマツダのみだったようです。
調査対象はトヨタ自動車の「ランドクルーザープラド」「ハイエース」、日産自動車の「エクストレイル」、マツダの「CX―5」「デミオ」、三菱自動車の「デリカD:5」の計6車種6台。実際に一般道路と高速道路を走行して排ガスを測定したところ、マツダの2車種を除く4車種が排ガス基準を2~5倍程度上回った。走行区間によっては10倍程度になる車種もあった。
ただ、記事では「2〜5倍程度云々」とはありますが、1〜2倍以下の話はしていないので、SKY-Dがきっちり基準内だったかどうかは、不明だと思います。
さらに、記事では、
- 不正ソフトの搭載などは無し
- 試験方法が異なるため違反ではない
- 今後各メーカーが追加の対策を求められる可能性がある
としていました。
ところで、ボルボやBMW、ベンツのクリーンディーゼルはどうなのでしょう??
国土交通省の資料
コメントで教えていただきありがとうございます。夜になると詳しい記事がWebでも公開されました。
マツダは、試験中ほぼ基準値以下という素晴らしい成績です。



燃費もそうですが、実際に使っている場面で性能を発揮できるのは、実は「普通」なことではないんですね。本来、マツダのこの性能が普通なはずなのですが、こうも差があるなんて…怖い怖い。
疑問だった外国車も測定しているんですね。ただ、ボルボは対象になっていないのは残念です。
メルセデス・ベンツとBMWの2モデルについては、現在測定中であり、結果は後日公表予定としている。


コメント
国土交通省の資料、有りました。
http://www.mlit.go.jp/common/001121838.pdf
マツダの2台は概ね規制値内、最大10倍はハイエース(商用)だそうです。