マツダ人見氏は、「従来の車両が規則を真に遵守すれば、EVは環境問題対策としては必要ではない」と話しています。
ガソリンエンジンとディーゼルエンジンの良いとこ取りを実現したSKYACTIV-Xの開発に注力するマツダらしい話の展開です(これまでにも同様なことは話されているはず)。
マツダによると、ガソリンエンジンのMazda2が排出する二酸化炭素の量は、石炭を使用した発電所からの電力を使用する電気自動車のものに比べ、約9%少ないと推定されるそうです。クリーンな電力源を使わない限り、電気自動車を導入するほうが、環境を汚染する可能性があると言うことです。
“As long as conventional vehicles truly comply with regulations, electric cars won’t be needed to solve environmental issues(従来の車両が規制を真に遵守している限り、電気自動車は環境問題を解決するために必要とされない),”
と人見氏は東京でのインタビューで語ったそうです。
そして、完全に電気自動車に置き換えるなら発電所の出力を二倍にする必要があるとマツダは見積もっているそうです。さらに太陽光発電や風力発電といった高価なクリーンエネルギーを使うとコストも上がり、電気料金も急騰すると。
“Think about these negative consequences for consumers when you have more electric cars,” Hitomi said. “I personally don’t think the age for electric vehicles will ever come(電気自動車が増えれば、消費者にとってのマイナスの影響について考えてみてください。私は個人的に電気自動車の時代が来るとは思わない).”
Mazda Says Improved Gasoline Cars Cut Need for Electric Vehicles – Bloomberg
きっと真面目に考えれば、電気自動車を導入する前に高効率・クリーンな内燃機関でも問題の解決ができるのでしょうが、安全神話と原発のように決して正しい方向に進むとは限らないし、無理やりにでもその方向で進めようとする力も働きます。電気自動車ってそう言う類の物のように思います。

