
ジャパンモビリティショー2025でマツダが発表した「MAZDA VISION X-COMPACT」をきっかけに、 「もし共感型AIがクルマに搭載されたら、どんな未来が広がるだろう?」と想像を膨らませてみました。
妄想で描く共感型AIとクルマの未来 〜 マツダのコンセプトから広がる想像
マツダはこのコンセプトカーを、 「人体・感性モデルと共感型AIの融合で、人とクルマの絆をさらに深める」 と紹介しています。
クルマと気取らない会話ができ、行き先を提案してくれる。 まるで親友のように自分の世界を広げてくれる存在。 そんな未来像をヒントに、ここから先は“妄想ドライブ”を始めてみたいと思います。
共感型AIはどうやって「自分事」を理解するのか?
相棒のように分かってくれる存在を目指すなら、クルマはどうやって私を理解するのでしょうか。 ここで浮かぶのは「パーソナライズの方法」です。
実際、車に乗っていない時間の方が長い。 つまり、車外データの収集と活用が鍵になるのではないでしょうか。
車外データが重要な理由
- 感情の文脈を理解するため
- 行動パターンを学習するため
- 継続的な関係性を構築するため
これらはすべて「相棒としての共感」を成立させる基盤になります。
スマートフォンを中心とした情報収集
スマホの位置情報やSNS投稿を組み合わせれば、 「どこで・何をして・どう感じたか」という人間の体験を高精度にモデル化できます。
これは共感型AIや感性モデルの基盤となり得る重要な手法です。 ただし、プライベートをかなりオープンにしなければならないというジレンマも抱えています。
プライバシーとオンデバイスAI
現状、スマホには自分の人格がコピーされているとも言えます。 ならば、スマホ内でオンデバイス処理を完結させれば、プライバシーを守りながら濃い関係を築けるはずです。
車に乗り込んだらスマホをセットし、車載センサーと連携して「車内モード」に切り替える。 そうすれば、車内外の様子をモニターしながら自然なコミュニケーションが可能になるでしょう。
鍵はスマホにある。
マツダの設計思想との接点
今回のコンセプトカーでは、車載センターディスプレイではなくスマホを活用してナビゲーションを行う想定が示されました。 もしかすると、こうしたシナリオも頭の片隅にあったのかもしれません(なんちゃってw)。
車とドライバーのコミュニケーションの夢
車とドライバーのコミュニケーションといえば、真っ先に思い浮かぶのは「ナイトライダー」のKITTや「サイバーフォーミュラ」の学習型のAI。 自分も愛車と会話をしてみたいとずっと思ってきました。
「目が合う」「こちらを見ている」感覚があるだけで、機械的な演出でも納得できる。 それは単なる演出ではなく、関係性の演出なのです。
Geminiとの連携の可能性
マツダは将来的にGoogle Geminiに対応するとしています。 もしかすると、センターディスプレイにコンパニオンが表示され、会話ができるようになるのかもしれません。
それはまさに「スマホ常駐型AIが車にも同乗する」未来像。 共感型AIが相棒として寄り添うスマートモビリティの姿が、少しずつ現実味を帯びてきています。
まとめ
共感型AIは、単なる機能ではなく「意味のある関係性」を築く存在。 スマホをハブにして車と連携することで、プライバシーを守りつつ、相棒のようなクルマ体験が可能になる。
マツダのコンセプトカーは、その未来を垣間見せてくれました。 「クルマと心が通う」…そんな日常が、もうすぐやってくるのかもしれません。

