マツダ、北京モーターショー2024で2台の新エネルギー車を発表

マツダは、中国市場向けの2台の新エネルギー車を北京モーターショー2024で発表しました。クーペの「MAZDA EZ-6」とSUVのコンセプトカー「MAZDA創ARATA」です。

マツダ、北京モーターショー2024で2台の新エネルギー車を発表

マツダ株式会社（以下、マツダ）は、マツダが出資する現地法人「長安マツダ汽車有限公司（以下、長安マツダ）」が、新型電動車「MAZDA EZ-6（マツダ・イージーシックス）」、新型電動車のコンセプトモデル「MAZDA創ARATA（マツダ・アラタ）」を、北京モーターショー2024において初公開したことを、本日発表しました。

MAZDA EZ-6

マツダと合弁事業のパートナーである重慶長安汽車股份有限公司（長安汽車）の協力のもと、長安マツダが開発・製造を行う新型電動車（新エネルギー車）の第1弾であり、2024年中に中国で発売されます。

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マツダのデザインテーマ「魂動（こどう）―Soul of Motion」にもとづいたスタイリングやマツダらしい人馬一体の走行性能を、長安汽車が有する電動技術やスマート技術と組合わせた電動専用車です。電気自動車（BEV）とプラグインハイブリッド車（PHEV）の2機種を設定することにより、中国におけるお客様のニーズや嗜好に幅広く対応します。

主要諸元

• ボディサイズ：全長x全幅x全高=4,921mmx1,890mmx1,485mm
• タイヤサイズ：245/45R19
• 航続距離：約600km（BEV）/1,000km以上（PHEV）
• 駆動：RWD
• 乗員：5名

MAZDA創ARATA

コンセプトモデル「MAZDA創ARATA」は、第2弾の新型電動車として2025年中に量産化して、中国市場に導入予定。

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動きを感じさせる造形の中に、モダンかつプレステージアスな印象を与えるクロスオーバーSUVは、先進的なものを好む中国のお客様に向けた提案です。

 
MAZDA NEWSROOMマツダ、新型電動車2車種を北京モーターショーで初公開｜ニュースリリース

雑感

「MAZDA創ARATA」は、Deepal S7をベースにしているのでしょうか。

中国メディアによると、EZ-6のEZの由来は、「Electric」と「Zoom-Zoom」をかけ合わせて出来たそうです。EZ-6が、中国専売となり、おそらくMAZDA創ARATA≒EZ-60になるでしょうから、こちらも中国専売でしょう。すると「EZ」は中国向けのネーミングでしょうかね？

もっとも、EZ-30やEZ-50といったモデルがグローバルに登場してもおかしくはないですが、ボリュームゾーンのEZ-60をグローバルで使えないのは、何かと不便そうです。

豪州メディアの記事には、

A spokesperson for Mazda Australia told Drive they “can’t comment on any future local model plans”, and that Mazda head office in Japan is “currently studying whether to release the model outside of China.”

とありますが、発表直後によくある状況というだけで、中国専売ですよね〜