マツダ、新型バッテリーEV「MAZDA6e」をヨーロッパで初公開

マツダは、ベルギーで開催されたブリュッセルモーターショー2025にて新型バッテリーEV「MAZDA6e」を初公開。今夏欧州で発売予定です。

マツダ、新型バッテリーEV「MAZDA6e」をヨーロッパで初公開

欧州マツダは、2025年1月10日、ベルギーのブリュッセルモーターショーにおいて新型バッテリーEV「MAZDA6e(マツダ シックスイー)」を初公開しました。この新型車は今夏、欧州での発売が予定されており、マツダの電動化戦略を象徴するミッドサイズセダンとして注目を集めています。

「MAZDA6e」の特徴と開発背景

「MAZDA6e」は、昨年4月に中国の北京国際モーターショーで発表された「MAZDA EZ-6」をベースに、欧州市場のニーズに応えるための走行性能や機能性を造り込んだモデルです。欧州の環境規制や消費者ニーズに適応させることで、電動化要望の高い同地域でのマツダファンにアピールする一台となっています。

また、このモデルの開発には、20年来のパートナーである「重慶長安汽車股份有限公司」の電動技術やスマート技術を活用。マツダ独自のデザイン哲学やクラフトマンシップを組み合わせることで、電動化時代においても「人馬一体」の走りを実現する新たな挑戦となっています。

デザインと走行性能の追求

「MAZDA6e」の外観は、シンプルで伸びやかなクーペフォルムが特徴。電動車らしい近未来的なデザインとともに、クルマ本来の美しさを追求しています。

また、マツダらしい走行性能を継承し、ドライバーの意図に正確に応えるブレーキやハンドリング性能を搭載。これにより、快適な運転体験を提供します。

充実のスマート機能と安全性能

「MAZDA6e」には、最新のスマート機能が多数搭載されています。運転支援機能をはじめ、事故被害の低減を目指すインテリジェントドライブシステムを採用。さらに、音声、タッチ、ジェスチャー操作が可能なスマートキャビンを導入し、より利便性の高い車内空間を実現しています。

欧州電動化戦略の一環として

「MAZDA6e」は、マツダが掲げる電動化戦略の一環として位置付けられており、特に環境意識の高い欧州市場でのEV普及を目指しています。マツダは今後も多様なニーズに応える電動車を展開し、持続可能な社会の実現に貢献していく方針です。

 
MAZDA NEWSROOMマツダ、新型バッテリーEV「MAZDA6e」を欧州に導入|ニュースリリース

 
バッテリー容量は、MX-30 EVモデルを遥かに上回る80kWh、または68.8kWhです。いったいどういう理屈でこの容量になったのでしょう。きっと知らん顔で説明はないでしょう。

コマンダーによるHMIはこの車にはありません。こちらにも矛盾を抱えたままです。

要するに

欧州で環境規制が2025年に強化され、目標未達の場合は多額の罰金が課される。欧州連合(EU)は中国からの輸入EVに追加関税の導入を決めたが、罰金を支払う方が経営への影響が大きいと判断した。

マツダ、共同開発の中国電気自動車を欧州に輸出 環境規制に対応 – 日本経済新聞

こう言うことです。

この流れだと、CX-6eも長安マツダ製のEVでほぼ決まりではないでしょうか。

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