マツダの新型EVセダン「EZ-6」、欧州でテスト開始

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マツダが新たに投入予定の電動セダン「EZ-6」が、ドイツでテストされている姿がキャッチされました。中国市場向けに開発されたこのモデルが、欧州で正式デビューする日は近いようです。

マツダの新型EVセダン「EZ-6」、欧州でテスト開始

Europe’s Mazda EZ-6 Sedan Spied With Retractable Spoiler

The Chinese-made EZ-6 that serves as the electrified successor to the Mazda6 is set to go on sale later this year

Europe’s Mazda EZ-6 Sedan Spied With Retractable Spoiler | Carscoops

中国発のEVセダンが欧州市場へ進出

マツダのEZ-6は、当初中国市場限定で販売される予定でしたが、今秋には欧州市場での販売が予定されています。中国で発表されたEZ-6は、長安汽車のShenlan SL03と共通プラットフォームを採用しており、その性能とデザインで注目を集めています。

マツダ、中国製電気自動車「MAZDA EZ-6」をヨーロッパでも販売へ
共同通信によると、マツダと長安マッタは新エネルギー車であるEZ-6をグローバルに展開するそうです。
マツダ、EU域内で「6e」「MAZDA 6e」を商標出願
マツダは、eu域内(EUIPO:欧州連合知的財産庁)にて「6e」「MAZDA 6e」を商標出願しています。MAZDA6の電動化版?

カモフラージュ姿のプロトタイプが欧州でテスト中

ドイツで撮影されたテスト車両は、カモフラージュされているものの、中国モデルと外観がほぼ同じであると推測されています。アクティブリアスポイラーやブラックのアロイホイールが装備され、洗練されたデザインを予感させます。

高性能と長距離走行を実現する電動パワートレイン

EVバージョンでは最大600kmの航続距離を誇り、EREV(レンジエクステンダー)バージョンでは1,000km以上の走行が可能です。この新型セダンは、VW ID.7などの競合に対抗するべく、充実したスペックで市場に投入されます。

マツダがMX-30に200kmの比較的小さなバッテリーを装備したのはなぜですか?

2019年の記事ですが、マツダが大きいバッテリーを採用しなかったことの言い訳をこのように話しています。さて、この数年で大きなバッテリーを載せることができるほどに改善されているのでしょうか? 是非、マツダに説明して欲しいです。

電池のサイズは、都市部の若いバイヤーであるターゲット顧客のニーズに基づいています。2番目の要因は、運転中に発生する排出物だけでなく、バ​​ッテリーの生産からの排出物を考慮したライフサイクル評価を行ったときに、35.5キロワット時のバッテリーがディーゼルと同様のCO2排出をもたらすことを発見したことです。それが、最初のバッテリー式電気自動車に適切なサイズのバッテリーを選択した理由です。ただし、一部のお客様はより長い距離を提供できる車を必要としていることを理解しています。したがって、第2段階として、ロータリーエンジンベースのレンジエクステンダーを車両に展開します。また、バッテリー機能の進捗状況を注意深く監視する必要があります。大幅に改善される場合、将来的にはより大きなバッテリーを検討する可能性があります