ロイターの報道によると、グーグルは現在の「Android Auto」のようにスマホを車に接続して使うのではなく、車に直接搭載する「ビルトイン型」のAndroidを開発しているそうです。
CarPlayとAndroid Auto
マツダは、アップルのCarPlayとグーグルのAndroid Autoの両陣営に参加を決めており、そのうち何らかの形でマツダコネクトと繋がるのではと思われます。今回話題になっているAndroid陣営の「Android Auto」では、ナビゲーション、ミュージック、メッセージ、音声認識が提供されます。
ロサンゼルモーターショー2014で、ヒュンダイがCarPlayとAndroid Autoを搭載したデモカーを展示していました。
CarPlayとAndroid Autoとも2015年から採用車両が発売される見込みです。当初2014年にCarPlay搭載車の発売を予定していたメルセデスベンツとボルボは、2015年に発売を延期しています。
マツダコネクトの現状
マツダコネクトの最新バージョンは、現在「33」です。ナビ機能については、新型CX-5/アテンザから国産ソフトに替わっています(SDカードも16GBに増量して価格もUP)。
ナビ機能に関しては、ネガティブな話も多くそれなりに話題になるのですが、それ以外のマツコネの機能が使いやすく改善された、機能が追加されたという話はあまり目にしないように思いますが、どうなのでしょう。
Android Mで「ビルトイン型」を実現?
記事によれば、次期OSの「Android M」は、約1年後に発表される見通しで、それから車両に搭載などと考えると「ビルトイン型」は、2016年あたりになるのでしょうか。CES2015では、デモがあるとのこと…。
ビルトイン型になると、OSやアプリのアップデートはどうなるのでしょうね。OSはともかくアプリは頻繁にアップデートされるので、ネットに繋ぐ仕組みも込みでないと実現しないはず。
マツダコネクトのこれから
そもそも、マツダからマツダコネクトのロードマップが示されていなくて、CarPlayとAndroid Autoがどのように組み込まれ、どう機能するかも分かりません(コンセプトムービーなんて…)。
仮にマツダでも2016年以降にCarPlayとAndroid Auto、さらに「ビルトイン型Andoroid M」を載せるとすると、第7世代群の登場に合わせる事もできます。マツダコネクトを一段ステップアップさせるなら、世代交代に合わせるのも一つの手かもしれません。
米グーグル、自動車に直接搭載する「アンドロイド」開発へ=関係筋 | Reuters.