
新型Audi TTフルデジタルクラスターメーター
JDIのリリースにも新型Audi TTのデジタルクラスターメーターの写真が使われているので、この12.3インチ異形状液晶モジュールが使われているのは間違いないですよね。
株式会社ジャパンディスプレイ(社長:大塚周一/以下、当社)は、自動車の美しいコックピットデザインを可能とする、インストルメントパネル(以下、インパネ)に特化した12.3型異形状液晶モジュールの量産を、4月より開始いたします。

JDI製、車載向け12.3型 異形状 液晶モジュール
以下、リリースから抜粋。
- インパネの表示品位向上
当社の強みであるIPS技術に加えて、12.3型の大画面ディスプレイで1,000cd/m2の高輝度を実現しました。 IPSの特長である、高いコントラストを活かした引き締まった黒が、インパネのデザインに高級感を与えます。また、従来より明るいディスプレイは、昼間の運転時の視認性を向上させます。 - 自由なインテリアデザインへの融合
長方形の上部2つのコーナーを切り落とすことで、従来より大きな表示画面を、曲線的なインパネに適合させることが可能です。より自由な発想のインテリアデザイン実現に貢献します。 - 表示情報の拡張・多様化の実現
ディスプレイ形状の自由度向上により、インパネ全面を表示できるディスプレイ搭載の可能性が広がります。これにより、従来にはない様々な情報表示が可能になります。必要な情報をインパネに集中的に表示することで、ドライバーの視点移動を減らし、安全性の向上にも貢献します。
旅客機でもいまや計器はモニター表示ですから、これから先、デザイン、レイアウトの自由度が増したフルデジタルのクラスターメーターが、徐々に増えてくるのでしょうね。逆光時の視認性が多少気になりますが、知恵と工夫で問題は解消されると思います。
Say Hello to the 2015 Audi TT's Interior with Fully Digital Instrument Cluster – Carscoops