人気のiPhoneの国内シェアは76%、その秘密は「操作性」と「サイズ感」

この記事は約3分で読めます。
Ads by Google

市場調査会社の株式会社カンター・ジャパンが発表したところによると、この一ヶ月ににスマートフォンを購入した人の内、iPhoneを購入した人が76%を占め、ソフトバンクモバイルでは実に97%の人がiPhoneを購入しているそうです。

キャリアごとに見ると、ドコモで61%、auで72%の人がiPhoneを買っているとのことです。確か、どちらの社長も4割から6割くらいになる、と言っていたのを思い出すと予想を上回る売れ行きですね。

一ヶ月間のスマートフォンの販売に占めるiPhoneの販売率(カンター・ジャパン)

iPhoneの全体シェア

iPhoneの全体シェア

ドコモでのシェア

ドコモでのシェア

auでのシェア

auでのシェア

ソフトバンクでのシェア

ソフトバンクでのシェア

 
それでは、iPhoneの何にユーザーが期待して、何に満足しているのか?MMD研究所が調査結果を発表しています。

2013年iPhone購入者のスマートフォン満足度が最も高い項目は?

MMD研究所によると「端末のサイズ感」「画質の良さ」「デザイン性」「端末のブランド」が80%以上の満足を得ています。

iPhone購入者の満足度が高いポイント

iPhone購入者の満足度が高いポイント


しかし、購入前に重視した点の多くが、「操作性の良さ」「端末のブランド」「デザイン性」だったので、期待より操作性は良くないものの、持った時にしっくりきて、見やすいのがポイントが高かったということですね。
iPhone購入者が買う時に重視した点

iPhone購入者が買う時に重視した点



まぁ、この事以上に端末代、維持費が安いということの方が、購入の大きな後押しになっていることは否めないと思います。

国内メーカーもこの辺りは承知していると思うのですが、「操作性の良さ」はすでに当たり前になってきたものの、今年の冬モデルを見る限り「デザイン性」で満足できるのは、Xperia Z1くらいしかなったように思えます。

 

アップルのスマートフォン販売シェアは76%|株式会社カンター・ジャパンのプレスリリース
2013年度Android端末購入者の決め手は「画面サイズが大きいこと」 | MMD研究所