ソニーは、日本国内向けに「Xperia 1 II」など3機種のハイエンドSIMフリーモデルを発売すると発表しました。
3機種のSIMフリーモデルを日本国内向けに発売
ソニーは、第5世代移動通信システム(以下、5G)に対応したフラッグシップスマートフォン『Xperia 1 II』に加え、『Xperia 1』と『Xperia 5』のSIMフリーモデルを日本国内向けに発売します。中略
全ての機種はデュアルSIM(DSDS/DSDV)に対応、リモート環境下において1台で仕事用とプライベート用の電話番号を使い分けたり、また音声通話用とデータ通信用のSIMカードを組み合わせて使用したりするなど、お客様のさまざまな用途や利用シーンに応じてフレキシブルに活用いただけます。3機種ともに、予約販売の受付は本日8月18日(火)13時より開始します。
G対応のフラッグシップスマートフォン『Xperia 1 II』など、3機種のSIMフリーモデルを日本国内向けに発売 | プレスリリース | ソニー
キャリアモデルよりもスペックを強化、限定色も設定
一部モデルでは、ドコモやauで販売しているキャリアモデルよりもメモリーやストレレージが増量されました。このあたりは、グローバルモデルに合わせてのかも…。
- Xperia 1 II:8GB/128GB → 12GB/256GB
- Xperia 1:6GB/64GB → 6GB/128GB
- Xperia 5:6GB/64GB → 6GB/128GB
Xperia 1 IIには、SIMフリーモデル限定の「フロストブラック」が設定されました。Xperia Z5のような雰囲気ですね。動画だとブラックとの違いがよく分かります。このマットな感じは好きですわ。
SIMフリーが選ばれるからSIMフリーを投入する
ITmedia Mobileの記事によると、
2019年10月に発売した、クリエイター向けモデル「Xperia 1 Professional Edition」の購入者にアンケートを取ったところ、購入理由で最も多く挙がった声が「SIMロックフリーだから」で、8割に上ったという。
ソニーモバイルが「Xperia 1 II/1/5」をSIMフリーで発売 デュアルSIM対応でストレージ増量 – ITmedia Mobile
「ソニーが好きだから」との理由も60%あり、これに「SIMロックフリーだから」を加味して答えが出てきたということか? それにしても、随分とこの答えを出すのに時間を要したな、という感想です。
ソニーから待望のSIMフリーモデルが登場したけど
ソニーが、なかなか業界のトレンドを採用しない、ハードもソフトもイマイチ感が無くならないなど不満がたまってXperiaを見限って別のブランドに移ったのですが…今度は、そのブランドの先行きが不透明になったので…これからは、iPhoneが一番無難だなと思い出したときに今回のニュースです。
まったくここ最近のXperiaはノーマークだったので、改めてレビュー記事を読み返してみました。そこには、数年前と同じように「ハードもソフトもイマイチ感」が残っているXperiaがありました。う〜ん、このタイミング(iPhone12やXperia 5 II発表前)で急いで予約、購入するほどではないかぁ、と思っています。
この期に及んで、QZSSに未対応とか…ソニーのスマートフォンのスペックってどうしてこう中途半端なのでしょう。次は、防水防塵は必須と思っているので、今のところは、AQUOS Sense3 Plus、OPPO Reno3 Aあたりか、iPhone12 Pro、Xperia 5後継が狙い目です。