HUAWEI Mate 20 Pro(LYAL-L29)を購入。カメラは満足、ディスプレイは不満

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HUAWEI Mateシリーズには手を出すつもりはなかったのですが、Kirin980とディスプレイ内蔵指紋認証センサーを試してみたいのと、何より広角カメラが使いたくて購入に至りました。

HUAWEI Mate 20 Proの有機ELディスプレイは、2つのメーカーから納入されLG製は性能に問題があるとネットで話題になっていましたが、それを承知で買いました。あとあと悔やむことになりましたが。

購入してから4週間使ってからの感想になります。

 

HUAWEI Mate 20 Proのマルとバツ

同梱品やスペックは、詳しいサイトの任せます。

HUAWEI Mate 20 Proのマル
  1. 広角カメラが楽しい
  2. 防水防塵仕様(IP68)
  3. 顔認証が案外早い
  4. ディスプレイ内蔵指紋認証は遅いけど、スキャンしている実感があって楽しい
  5. Kirin980のお陰か、P20よりもなめらかに操作できる
  6. 非接触充電(Qi)でも充電時間は遅く感じない
  7. Edyチャージアプリが使えるようになった

風景写真を撮ると広角のありがたみが分かります。

HUAWEI Mate 20 Proのバツ
  1. 有機ELディスプレイを少しでも傾けると全体に緑色に被る
  2. スクロールしている時の文字が読みにくい
  3. ノッチのせいで通知エリアが小さくなり過ぎている
  4. au VoLTEが発売時から使えない
  5. カメラには「タップして撮影」機能が無い

約6.4インチの縦長ディスプレイと約189gの重さは、普段使っている分にはそれほど気にしていないのですが、上着を着ない季節だったり、電車で片手のまま使っていると大きさや重さが気になるはずです。というか、電車では確実に重さがきいてきます(苦笑)

 

有機ELディスプレイの品質はダメダメ

自分の端末は「ハズレ」です。家電量販店の展示機で確かめると、自分の端末と同じような見え方をするのもありますが、緑色に被る程度が軽いものもありました。その程度の軽いディスプレイなら、それほど不満に思わないかもしれないです。

あまりディスプレイの品質が話題になっていないのは、メディアには「アタリ」を提供しているからじゃないかとうがった見方をしていまいます。ただ、この記事のようにがっつり緑色に被っている端末がメディアでも使われているので、(意図的ではなく)本当にくじ引き状態なのかもしれないです。

動画だと「悪さ」が伝わりにくいですね…。でも、一応、動画をアップしておきました。

 

カメラの使い勝手

静止画

同じ位置に立ったまま標準、広角、最大ズームで撮影しています。そもそもファーウェイの標準画角が狭いんですよね。なので、この広角カメラの追加は大歓迎です。

ムービー

動画でもこれだけズームできると楽しいかも。手ブレが強力じゃないのでしっかり保持する必要があります。

 

まとめ

P20 Pro後継機でもBOE製とLG製の二種類のディスプレイが使われるようなことをネットで見かけましたが、こんな低品質のディスプレイを使うのは、ぜひやめて欲しいです。もしかしたら、初期不良として強く問題視すれば交換の道もあるかもしれませんが、ならば、メーカーが最初から使わないことが正解です。

ノッチは必要悪ではなく、悪ですね。ディスプレイにカメラを配置するなら、Honor V20のように最小限に重なりにして欲しかったです。

サイズ感は、P20の方がズボンのポケットに入れやすく収まりもいいので好きです。ビジネスユース向きのMateシリーズなので何かに入れて持ち歩くから、コンパクトである必要もないということなのでしょう。それでも、スマホであるなら6.4インチあたりが限界じゃないでしょうか。

Kirin980を載せて処理速度が上がっても、例えば「画面の自動回転」では意図しない回転をしてイラッとすることは解消できていないですし、AIの恩恵ってカメラ以外に何があるのやら??? あっても実感できていません、残念!

Androidで最先端の技術と高速処理、程よい見た目を兼ね備えた端末を探そうとすると、中国メーカーかPixelシリーズしか無いのが現実です(Pixelのデザインはイマイチだと思います)。この中であれば、お財布と相談して許されるなら、HUAWEI Mate/Pシリーズは選択肢の上位になり得ると思います。

おすすめ度
★★★☆☆

 
【おまけ】
ハードケースならこれがおすすめです。ボタンが押しにくくなるのは難点ですが、薄くて軽く最小限の変化で本体の保護ができます。