日経新聞によると、ソニーは新たにタイにスマートフォン工場を建設、年間数百万台を生産するとみられています。
ソニーがタイにスマートフォン(スマホ)の新工場を設ける。画像センサーや電子部品の高密度実装、組み立てまでグループで一貫して生産できる体制を構築する。中国やインドなど新興国で低価格スマホが台頭するなか、商品力を支えるものづくりの内製化を進め、他社と差異化する。生産体制を刷新し、再成長に向けた布石を打つ。
スマホの生産拠点としては1995年に現地企業と合弁で設立した中国工場(北京)に次ぎ2カ所目で、モバイル分野では20年ぶりの新工場となる。初期投資は数十億円の見通し。年内に生産を始め、来年度に量産する。当初は年間数百万台を生産するとみられる。2011年のタイ大洪水で休止しているソニーのバンガディ工場(パトンタニ県)の一部にスマホの生産ラインを入れる。
撤退の噂が出ていたので、ある程度前向きな話が出てくると「おっ!」って思ってしまいました。ただ、せっかく作った工場も売却する例だっていくらでもあるので、安心はできませんけど…。
日本国内では、いわゆる「グローバルメーカー」がSIMロックフリーモデルを相次いで投入しているのに、ソニーはいったい何をしているのでしょうかね。