京セラ、ミルスペック準拠のタフネススマートフォン「TORQUE」を国内販売へ

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TORQUE SKT01

TORQUE SKT01

昨日、京セラのTORQUEを国内でも発売すればいいと書いていたら…発売されてしまいましたね(笑)。ただ、10万円くらいという価格がどう響くかが心配です。いよいよ、3月下旬以降に国内発売です!

スペックアップして国内に投入とのことですから、SKT01と米国仕様、そして米国でのライバルだったG’zOne Commado 4G LTEのスペックを一覧してみました。こうして見ると、G’zOne Commado 4G LTEと一般的なスペックはほぼ同じですね。

  TORQUE
SKT01
TORQUE
米国仕様

G’zOne
Commado 4G LTE

OS Android 4.2 Android 4.0 Android 4.0
CPU MSM8960
1.2GHz
MSM8960
1.2GHz
Dual Core
1.5GHz
RAM/ROM 1.5GB/16GB 1GB/4GB 1GB/16GB
ディスプレイ 4.0インチ
480×800/IPS
4.0インチ
480×800/IPS
4.0インチ
480×800/TFT
カメラ 8M/1.3M 5M/1.3M 8M/1.3M
筐体
寸法
W 69mm 60mm 69mm
H 129mm 113mm 130mm
D 13.7mm 14mm 13mm
重さ 171g 156g 175g
バッテリー 2520mAh 2500mAh 1800mAh

 

TORQUEの主な特長

ミルスペックこと、米国国防総省軍事規格(MIL-STD-810G)の11項目に準拠したスマートフォンとして国内初だそうです。自分もIS11CAユーザーとして、その辺の掲示板を覗いている時には、塩水や湿度に対する要望もあったと記憶しています(自信ないけど)。TORQUEはまさにそういった層に最適な端末ですね。

防水性能 30分間にわたる降雨や浸水に対しての防水性能
防塵性能 6時間にわたる粉塵環境試験をクリアする防塵性能
耐衝撃性能 高さ約1.22mから26方向での落下試験にクリアする落下衝撃性能
温度耐久性能 過酷な温度環境下での耐久性能
 動作環境 -21~50℃の温度範囲で3時間の温度耐久性
 保管環境 -30~60℃の温度範囲で4時間の温度耐久性
耐振動性能 1時間に及ぶ3方向での振動試験をクリアする耐振動性能
塩水耐久性能 24時間の塩水噴霧後、24時間の乾燥放置状態の試験をクリアする塩水耐久性能
防湿性能 連続10日間、高湿度の環境下での放置試験をクリアする防湿性能
耐日射性能 24時間にわたる日射条件(合計1,120W/m2)をクリアする耐日射性能
低圧性能 2時間にわたる低圧(57.11kPa:約4,572メートル)をクリアする低圧性能

 

販売方法と価格

ダイワボウおよび京セラによれば、法人だけではなく、個人ユーザーでも購入できるとのこと。販路については量販店や通販サイトでも取り扱われる見通し。オープンプライスだが、価格は10万円前後になる見込み。この際、SIMカードは付属せず、端末だけの提供になる。

京セラのタフネススマホ「TORQUE」、3月に国内で – ケータイ Watch

NカシのCAL21で8万円台半ばでしたので、10万円くらいというのはある意味妥当な価格なのかもしれませんが、割引やサポート面を考えると、厳しい条件下で使う端末なので少し不安がありますね。

 

リリースと商品紹介

「TORQUE®(トルク)」を国内市場で販売開始 | ニュースリリース | 京セラ

Kyocera Torque specs(アメリカ向けのサイト)