ソニーは、他社が5インチクラスのスマートフォンにフルHD以上の解像度を採用する中、最新のXperia Z3でも5.2インチのフルHDディスプレイを採用しました。なぜ、ソニーは2Kディスプレイを採用しないのか、その3つの理由をインタビューで明らかにしています。
Trusted Reviewsの記事によるとその3つの理由とは、
- 人間の目では、フルHDと2Kディスプレイの差を認識するのは難しい
- ソニーのTriluminous、X-Realityなどの技術や600カンデラの直射日光下でも明るいディスプレイがあれば2Kディスプレイは不要
- バッテリー寿命に悪影響がある
そして、「コンシューマーにとってユーザー体験のキーになる部分は、より長いバッテリー寿命であり、フルHDとソニーのテクノロジーで最高のスクリーンを提供できるとすれば、2Kディスプレイとバッテリー寿命のトレードオフは、ユーザーにとっての正しいトレードオフではないと思っている。」と語ったようです。
Trusted Reviewsの記事は、”2日間のバッテリー寿命と2Kディスプレイのどちらを好みますか?”と締めくくっていますが、私は、連絡手段でもあるスマートフォンでは、バッテリー寿命の方がディスプレイ解像度よりも優先されると思います。高解像度を視聴する環境は、はタブレットが受け持てばいいのではないでしょうか。
Sony: 2K smartphone screens are not worth the battery compromise – News – Trusted Reviews

