「空が見えれば、どこでもつながる」auスマホが衛星と直接つながり圏外解消

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KDDIが、au通信網と衛星とリンクすることで山間部や島しょ部を含む日本全土にauのエリアを拡張すると発表しています。

「空が見えれば、どこでもつながる」auスマホが衛星と直接つながり圏外解消

なかなか画期的な話です。楽天モバイルも同様なサービスを実現しようと試験を行っており先行しているようにも見えますが、KDDIとスペースXならより早くより確実にサービスが始まるのでは?と思ってしまいます。

KDDIとスペースX、衛星とスマホの直接通信サービスを提供

スペースXが開発したStarlinkとKDDIのau通信網を活用することで、auスマートフォンが衛星と直接つながり、空が見える状況であれば圏外エリアでも通信をすることが可能になります。これまでどの国内通信事業者でも5Gや4G LTEでは提供が困難だった山間部や島しょ部を含む日本全土にauのエリアを拡張し、「空が見えれば、どこでもつながる」体験を実現していきます。本サービスは、2024年内を目途に提供開始予定です(注1)。SMSなどのメッセージ送受信から開始し、音声通話/データ通信も順次対応予定です。既存の携帯電話の周波数帯を使用することから、ご利用のauスマートフォンのまま衛星と通信が可能です。家族や友人との連絡手段として、また緊急時にも活用できます。

KDDIとスペースX、衛星とスマホの直接通信サービスを提供 | 2023年 | KDDI株式会社

これにより、今までエリア構築されず、万年圏外となってた地域でも携帯電話とインターネットが可能になるんですね。しかも、来年から少しずつ実用化されると…。

安心・安全なクルマ移動に期待

自分がよく使うルートに万年圏外になっている箇所があります。国道452号線のうち、山間部の部分です。最新のauの4Gエリアで見ても、しっかり圏外です。

札幌圏から富良野市や美瑛町へ行く最短ルートになっています。そのため観光シーズンの交通量はまずまず多いと思います。しかし、このように携帯電話が使えない距離がけっこう長いので昔から気になっていました。

最近では、コネクテッドサービス(マツダは、コネクティッドサービス)を搭載・使用できる車両も増えてきていますが、その機能も通信ができなければ使用できないです(コネクトできていないですからね)。

KDDIのサービスは、auのみならずUQ mobileでもpovoでもau通信網であれば使えるとのこと、すると、マツダのコネクティッドサービスも使える可能性が高そうです。主に緊急事態にどこでも繋がることができるのは、頼もしい限りです。

2024年以降、実際にこのエリアで携帯電話が使えるようになったら、感謝の記事を書かないとならないですかね。

 

3キャリアの北海道でのエリア
縮尺が等しくないので見づらいですが、夕張から芦別までの国道452号線を中心に、各キャリアのエリアマップを切り取った画像です。