スバルは、BRZに走行性能を飛躍的に向上させる大幅な改良を施し8月1日から発売するとリリースを配信しています。
パワーユニットからシャシーに至るまで全性能を進化
パワーユニットからシャシーに至るまで全性能を進化させることで、走行性能を飛躍的に向上。 フェイスリフトによりスバルらしいスポーティさを強調したエクステリアやインテリアの大幅な質感向上によって、より洗練されたスポーツカーへと磨き上げた。
SUBARU BRZの主な改良内容
走行性能
- パワーユニット(MT車)
吸排気系の効率を高める事でクルマ全体のバランスを保ちながら全域でトルクを向上させ、ドライバーの意思にリニアに反応する加速性能を実現。あわせてパワーユニットの耐久性を強化。 - 最大出力 152kW (207 PS) /7,000rpm (従来 147kW(200 PS)/7,000rpm)
- 最大トルク 212Nm(21.6kg・m)/6,400-6,800rpm (従来 205Nm(20.9kg・m)/6,400-6,600rpm)
- 吸気脈動効果最大化のため、インテークマニホールドブランチ長最適化とポート断面積を拡大(赤ちじみ塗装を追加)
- インテークマニホールド材質アルミ化
- 吸気ブーツの形状変更による吸気抵抗の低減
- エアクリーナーケースの大型化とエアクリーナーエレメントの変更
- 吸気ダクトの形状変更
- エンジンブロック・軸受け部の剛性向上やピストン耐力向上のためショットピーニング処理追加
- ファイナルギア比の変更
- トランスミッション 6thギアの耐久性強化
- ボディ & シャシー
- ボディ
ボディ操舵応答性向上と静粛性向上のために補剛材の追加や制振材の最適化しました。 - V型タワーバー取付部の補剛
- リヤホイールハウス外側への補剛材追加
- 制振材の形状・板厚・材質を最適化
- サスペンションの改良
新開発のショックアブソーバーの採用、前後のロール剛性配分の最適化などを行い、より安定感のあるフラットな乗り心地と、滑らかかつレスポンスに優れた操舵特性を実現。より質感の高い走り味に仕上た。 - フロント・リヤショックアブソーバーのバルブ構造および減衰力の変更
- 前後のコイルスプリング定数変更とリヤスタビライザー径のアップ
- フロントコイルスプリングの荷重軸管理追加
- VDCシステムの変更
- VDC介入タイミングの最適化
- “TRACK”モードの新規追加
- 電動パワーステアリングECUのアシストマップの変更
- ヒルスタートアシスト機能の採用
エクステリア
- 新デザインフロントバンパー
- フルLEDヘッドランプ・リヤコンビランプ
- LEDフロントフォグランプ
- 新デザインフェンダーガーニッシュ
- 新デザインリヤスポイラー
インテリア
- インストルメントパネル(レザー調素材巻+レッドステッチ) 【Sグレード】
- ニーパッド(レザー調素材+レッドステッチ)【Sグレード】
- 新設計ステアリングホイール
- メーターパネルバイザー(レザー調素材+レッドステッチ) 【Sグレード】
- デザインフルオートエアコンスイッチパネル 【Sグレード】
- マルチインフォメーションディスプレイ付新メーターパネル【Sグレード】
店頭デビューフェア
- 8月27日(土)~28日(日)
- 9月3日(土)~4日(日)
メーカー希望小売価格(予定)
RA Racing:2,981,880円(税込)からS:3,029,400円(税込)
最上級グレード「GT」を2016年秋に発売予定
なお「SUBARU BRZ」の持つ走りのポテンシャルを最大限に高めるべく、「bremboブレーキ」と「SACHSダンパー(ZF社製)」を採用した最上級グレード「GT」の発売を2016年秋に予定しており、更に「GT」をベースとした特別仕様車「Yellow Edition」(100台)の先行予約を7月7日より開始。
富士重工業株式会社 ニュースリリース
月販目標は、スバルとトヨタを合わせて、770台。
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