レスポンスに掲載されたフォレスターのレビューの最後に安全装備について愚痴っている(?)のを見つけて共感しました。
残念なのは、この期に及んでまだ、アイサイトすら全車標準ではなく、後方警戒支援システムなどを含めたアドバンスド・セーフティ・パッケージに至っては、標準装備されるのが最上級グレードだけであることだ。
スバルのアイサイトは性能や機能、価格などで他社をリードするものであるのに、それを装着できないグレードなどを設けていたのでは、安全に対して後ろ向きという印象を与えてしまう。今すぐ全車標準にするか、標準装備にできないグレードは廃止にしたら良い。
価格に敏感なユーザー向けのグレードだからオプション設定にしました、というのは商品企画上あるのかもしれませんが、オプション設定すら無いグレード(フォレスター2.0iやデミオ13C)を作る事は間違いだと思います。装着することで乗員の安全性が増すことが分かっているのにです。
ちょうど1月25日にスバルは「スバル アイサイトを搭載するフォレスターが 2015年度予防安全性能アセスメントで最高ランクのJNCAP「先進安全車プラス(ASV+)」を獲得(PDF)とのリリースを発表しましたが、細かく言えば「アイサイト装着車に限る」との注意書きが必要です。
今では当たり前になったABSや運転席・助手席エアバッグのように、(それなりに性能の高い)自動緊急ブレーキやサイドエアバッグがグレードに関係なく標準化されることを強く望みます。