スバルは、3月3日から始まるジュネーブモーターショーの出展内容を発表する中で、日本市場向けに開発した「レヴォーグ」を年内にヨーロッパ市場に導入すると公表しています。
スバルのジュネーブモーターショー出展車
新型アウトバック(欧州仕様車)
アウトバックは誕生以来、乗用車の快適性、SUVの走破性、ステーションワゴンの積載性を併せ持つ、独自のコンセプトを具現化した、スバルクロスオーバーモデルの最上級車種です。その独自の価値を徹底的に磨き上げ、運転支援システム「アイサイト」の搭載を含めたあらゆる進化を盛り込んだ新型アウトバックは、最新の「ユーロNCAP」における、2014 年安全性能総合評価でも最高評価を獲得しています。
レヴォーグ(欧州仕様車)
レヴォーグは、お客様が求めるクルマの本質を追求し、スバルが長年培ってきた「安心で愉しい」クルマづくりのノウハウと最新技術を注ぎ込むことで、新世代のスバルを具現化した新型スポーツツアラーです。昨年の日本市場導入に続く、2015 年中の欧州市場での導入に先駆けて、ジュネーブ国際モーターショーにて欧州仕様車を初公開します。
フォレスター(欧州仕様車)
スバルボクサーディーゼル(水平対向ディーゼルエンジン)にリニアトロニック(CVT)を組み合わせ、フォレスターに搭載しました。リニアトロニック車ならではの快適性に加え、アダプティブ制御によりマニュアルシフト感覚の走りの愉しさを実現し、スバルボクサーディーゼルエンジンが持つスポーティな魅力を一層高めました。
欧州には、ボクサーディーゼルが投入されていて、国内での登場はおあずけが続いています。楽しみに待ち続けているんですけどね。
第85回ジュネーブ国際モーターショー 出展概要(PDF/100.0KB)
産経新聞でこの話題について触れていました。好調な米国と比べ不調な欧州市場のテコ入れに「コンパクトな」レヴォーグが白羽の矢が立たったかっこうですね。
富士重工業は6日、国内市場専用車として昨年投入したワゴン「レヴォーグ」を年内に欧州で発売すると発表した。3月5日から一般公開されるジュネーブ国際モーターショーで現地仕様車をお披露目し、苦戦している欧州市場での拡販につなげたい考え。
レヴォーグは日本の狭い道路や住宅事情を勘案し、主力車「レガシィ」のツーリングワゴンを生産終了したのに伴い一回り小さいサイズで開発したモデル。欧州は日本と同様に小柄な車が好まれるため、現地の販売会社からも投入を求められており、吉永泰之社長も欧州向けの発売を検討する考えを示していた。
富士重は2014年暦年の販売台数で主力の米国が初めて50万台を超えて過去最高を更新した。一方、欧州は3万5千台に留まっており、「レヴォーグの投入で苦戦が続く欧州で挽回を図りたい」(広報)考え。
既に海外メディでは、秋にレヴォーグが導入されると報じていましたよね。
Subaru Announces European Debuts of All-New Levorg and Outback for Geneva