スバルが、11月25日にインプレッサ、フォレスター、XVを大幅改良して発売しました。今回の年改の目玉は(限定的ながら)「EyeSight ver.3」の採用です。
インプレッサ
今回の改良では、インプレッサの商品コンセプト「New Value Class」を継承しながら、その価値である「スタイリッシュな外観と質感の高い内装」・「軽快で気持ちの良い走り」・「燃費のよさを実感できる環境性能」に一層の磨きをかけると共に、操舵支援機能も搭載し、高い予防安全性能をもつ「アイサイト(ver.3)」を採用することで、車両性能を総合的に強化し、より多くのお客様の日常生活を豊かに彩る商品として進化させました。
アイサイトがver.3に進化したにも関わらず、搭載グレードが限定されていて、1600ccと2000ccの2WDには設定がありません。世界でも有数の性能を誇るアイサイト(ver.3)なのにとても、もったいないことだと思います。
アクティブレーンキープはともかく、自動ブレーキのシステムは、ぜひ標準装備にしてほしいと思います。
フォレスター
今回の改良は、全グレードにシャークフィンアンテナを採用したほか、インテリアも金属調やピアノブラック調の加飾をあしらうなど、内外装の仕様を変更し質感を高めました。
また「ハーマンカードンサウンドシステム&SDナビゲーション」をメーカー装着オプションとして採用。
8個のスピーカーを最適なレイアウトに配置し専用の音響設定を行う事で、クリアで高品質な音響性能を実現。またナビゲーションはワイド&フラットなセンターディスプレイを搭載。新世代インターフェイスデザインにより見易さと操作性を一段と高め、手軽に各メディアとのコネクティビティを可能としました。
フォレスターのアイサイトはver.2のままです。カラメラ性能をver.3相当にするような改良は難しかったのでしょうか。
インテイリアとエクステリアの改良が主で、走行性能・快適性のアップなどは無かったようです。燃費もそのまま?
SUBARU XV/XV HYBRID
今回の改良では、ガソリン車に操舵支援機能も備えたアイサイト(ver.3)を搭載すると共に、内装質感、燃費性能、走行性能、静粛性など、全方位的に性能を進化させることで、個性ある都市型クロスオーバーSUVとしての商品力をさらに高めました。
ガソリン車のみ、アイサイトがver.3に進化しています。フォレスター同様、HYBRIDはver.2のまま…。
内装質感の向上、燃費性能の向上、走行性能向上、静粛性の向上などインプレッサに準じた変更が入っています。
インプレッサとフォレスターは11月25日から発売、SUBARU XV/XV HYBRIDは12月25日発売です。
【解説】スバル インプレッサ マイナーチェンジ(2014年11月)新型車解説/渡辺陽一郎 【オートックワン】