マツダe-SKYACTIV R-EVには、燃費と音と信頼性に改善の余地がある

この記事は約2分で読めます。
Ads by Google

マツダe-SKYACTIV R-EVには、燃費と音と信頼性に改善の余地がある

autocarのMX-30 R-EVの長期試乗テストでの評価がアップされています。e-SKYACTIV R-EVは、まだまだβ版の域を出ないみたいです。

マツダe-SKYACTIV R-EVには、燃費と音と信頼性に改善の余地がある

発電用ロータリーを搭載した、シリーズ式ハイブリッドのMX-30 マツダらしい楽しさは? バッテリーEVやプラグインHVとの能力差は? 英国編集部が長期テストで評価

現地の記事を見つけられていないので、日本語版の記事を読んでみて、e-SKYACTIV R-EVには、ざっと3つの問題がありそうですね。

この記事を、いつものようにざっとまとめると…燃費は、ひどいものですね。なんのための電動化か分からなくなるくらいひどいです。もしかして、余計に二酸化炭素を出してませんか?

  • 燃費の問題:速度が上がるほど燃費が悪化し、実際の燃費は平均で10.6km/L。カタログ値の100km/Lには遠く及ばない。平均速度66.0km/hで480km程度の走行が可能。
  • ロータリーエンジンの音:ロータリーエンジンは2300rpmから4500rpmで回転し、電気ドリルのような高音のノイズが車内に響く。特に市街地ではこの音が気になる。
  • 信頼性の問題:パワージェネレーターの故障によりディーラーでの修理が必要となったことがあり、信頼性に疑問が残る。
  • まとめ:ロータリーエンジン搭載による特別感はあるが、燃費や信頼性の面で満足のいく仕上がりではない。

新しいRotary-EVに期待

初期型からいきなり最高のデキとならないことの方が多いので、その点はいいのですが…短期間での改良や新型の登場を繰り返して成長するものとして…さて、1ローターのシステムには、THSが用いられているそうですから、燃費性能の向上を期待したいです。もちろん、信頼性も。

せめて、世間一般のストロングハイブリッド並の燃費と静粛性、信頼性にまで高めてもらわないと競争できないでしょう。ロータリーエンジンだからで買う人は、ほんの一握りですよ。

マツダ、縦置き2ローターとコンパクトな1ローターの2つの新しいRotary-EVシステムを披露
マツダは、東京都内で行われた「マルチパスウェイワークショップ」の中で、スポーツカー搭載を想定した縦置き2ローターとコンパクトな1ローターの2つの新しいRotary-EVシステムを披露しています。

 
少しうるさい?ロータリーエンジン マツダMX-30 R-EV 長期テスト(3) 不調で車両交換 – AUTOCAR JAPAN

コメント

  1. Jun_on_FC_FD_SE_R-EV より:

    2024年1月末に購入した私のMX-30 Rotary-EV。慣らしが終わったので自宅に設置した200Vコンセントで充電してEVモードで使い始めています。(マツコネの設定でEV優先モードを選択)

    EVとして90km程度走れます。片道10kmの通勤に使うと4日間は純粋なBEVとして使えています。バッテリー残量が0%(”−−−”表示)になるまでロータリーは回らない。回り始めてバッテリーが数%充電されるとまたEVモードのみで走れます。私はそこでノーマルモードに戻して充電しながら走ります。そして週末に充電。これなら燃費50km/Lぐらい行けそうですよ。電費は6km/kWhを超えます。

    この3週間は、4日間のみEVモードで走ってすぐ充電という走り方にしているので、燃費はほぼ∞km/Lで使えています。ここしばらくガソリンをほとんど消費していません。スタンドに行く回数が減りましたね。

    PHEVとしてBEVモードでの走行距離が(今のところ)日本車では最も長いので、私のようにBEVとして日常使用していざ遠出する時は(充電施設の場所を探す事なく)800km以上走れるのがこの車のいいところです。

    ロータリーの音はロータリーファンとしては「がんばって充電してくれている」と嬉しい音ですが、BEVモードがとても静かなので気になる人がいるのは解ります。でも、エンジン車よりは静かですよ。さらに速度とアクセル開度に応じてエンジン回転が高まるので、それほど気にならないと思います。(運転開始後初めて回る時には低速までかかったままになるので、その場合ちょっと目立つかもしれません)

    今後のこのシステムの発展に大いに期待しています。

    #MX30
    #RotaryEVいいぞ!