マツダは、MX-30 SeDV(Self-empowerment Driving Vehicle)の運転補助装置などに関する特許を複数出願しています。
マツダ、MX-30 SeDVに関する複数の特許を出願
特開2022-108510 運転補助装置
- 課題
手動でアクセル操作およびステアリング操作を行なうドライバが、アクセル操作状態を容易に一定状態に保持できる運転補助装置の提供を目的とする。 - 解決手段
車室内の運転席1前方に設けられたステアリングホイール2の近傍に手動操作可能なアクセル操作部21を備えた運転補助装置20であって、前記アクセル操作部21はステアリングホイール2を把持した状態で操作可能であり、前記アクセル操作部21の操作反力は、該アクセル操作部21の操作量の増加に伴い不連続的に大きくなる変曲点POIを有することを特徴とする。
特開2022-108510 | 知財ポータル「IP Force」(運転補助装置)
特開2022-108511 運転補助装置
- 課題
身体が不自由なドライバーであっても自由に運転操作が可能で、且つ、繊細なブレーキ操作を手動でも容易に可能とすること。 - 解決手段
手動でブレーキ操作可能なブレーキ操作部13を車室内に備え、該ブレーキ操作部13は把持部16を備え、該把持部16の車両後方における、ドライバーが把持部16を操作可能に把持した状態で該ドライバーの肘部を当接可能な位置に、肘当て部材40を設けた。
特開2022-108511 | 知財ポータル「IP Force」(運転補助装置)
特開2022-108715 運転補助装置
- 課題
身体が不自由なドライバーであっても自由に運転操作が可能で、且つ、通常のブレーキとエンジンブレーキを手動で容易に操作可能とすること。 - 解決手段
手動でブレーキ操作可能なブレーキ操作部13を車室内に備え、ブレーキ操作部13は、ステアリングホイール6の車両左側近傍に配置され、ブレーキ操作本体部15と、ブレーキ操作本体部15の上端に設けられた把持部16とを備え、把持部16に、手動でシフトダウン操作が可能なシフトダウンスイッチ7bを設けた。
特開2022-108715 | 知財ポータル「IP Force」(運転補助装置)
特開2022-108716 運転補助装置
- 課題
ブレーキロックスイッチの操作性を損なうことなくブレーキロックスイッチの意図しない誤操作を防止すること。 - 解決手段
手動でブレーキ操作可能なブレーキ操作部13を車室内に備え、ブレーキ操作部13は、ステアリングホイール6の車両左側近傍に配置され、ブレーキ操作本体部15と把持部16とを備え、把持部16は、操作バー本体部15の上端から車両前方に向かって斜め上方に傾斜して設けられ、該把持部16の左側面16aにおける下端寄りの位置にブレーキロックスイッチ17を設けた。
特開2022-108716 | 知財ポータル「IP Force」(運転補助装置)
これくらい気合が入った開発をしているのですから、SeDVは今後も代替わりしながら販売が続くと思いたいですね。すると、フリースタイルドアも継承されるのかな?

マツダ、手動運転装置付きの「MX-30 SeDV」の予約受注を開始
マツダは、いわゆる福祉車両の範疇に入る、手動運転装置付きの「MAZDA MX-30 Self-empowerment Driving Vehicle(MX-30 SeDV)」の予約受注を始めています。発売は2022年1月以降の予定です。