2020年10月8日に発売になった、マツダMX-30(マイルドハイブリッド版)を試乗してきました。所有欲を刺激されました(笑)。
MX-30 e-SKYACTIV Gを試乗(その1)
ソウルレッドの3トーンを見てみたかったので、北海道マツダ藻岩店に行きました。珍しく写真も少し撮りました。
置いてあったのは、ホームページによると「ベーシック+ユーティリティ+モダンコンフィデンス」 の各パッケージを装備しています。ソウルレッドに明るいグレーのインテリアカラーも良いですね。黒天井なのに少し驚きました。Mazda3に次いで2車種目ですね。この傾向は良いです。Aピラーがフロントガラスに写り込むことが無くなります。
このお店では、試乗だけに専念して…走り出します…の前に、シフトノブとシフトパターンがこれまでとは違うことに戸惑います。これが横展開されるかは不明とのこと。形状的に「走るぞ!」という雰囲気ではないので、Mazda3には似合わないかも。
動き出すと、あら、パワーステアリングが軽いです。そして、ブレーキが踏んだ途端に効きます。これは!「女性向けセッティング」です。まるで、大きくなったCX-3のようです。
加速すると、右足の動きに割と追従していくるように思います。そして、速いです。良いですね、楽しいです。この車にも有車速アイドリングストップがありますが、Mazda3などの「X」よりも操りやすいです。メーター読みだと4km/hくらいでエンジンが止まっているようなのですが、後から聞いた話では「X」と同じ7km/hで作動するそうです。で、再始動はキュルキュル言わない。音が小さい、音がしないことは、スムースに動作している感覚になりやすいです。
乗っていて、前方視界の雰囲気が違う気がするのですが、いまいちよく分かりません。
展示車両チェック
藻岩店で試乗した後で、札幌店でじっくり展示車両をチェックしてきました。ちょっとアラ探しです。
Mazda3やCX-30よりもドア内側のプラスチック感が強いです。ソフト素材かなと思って叩いてみるとカチカチで少しがっかり。ダッシュボードの送風口の下あたりもカチカチです。
メーターフードもカチカチだったかな。そして、HUDまわりとの非連続感もちょっと不満です(笑)。
ワイパーアームもちらっと見えています。組付けの問題ではなく、正規な位置らしいからしっかり隠そうとは思っていないような。
シフトまわりは、ピアノブラックではないですね!これは、大賛成!
シルバーのMAZDAと書かれたガーニッシュの端から黒いものが見えている…見えないようにできなかったのかなぁ。
リアウィンドウとボディの隙間がそのまま。これはMazda3も同じはずなんですけど、CX-30は埋めてあります。
ヘッドランプウォッシャーが、わりとそのままくっついています。Mazda3やCX-30は、目立たないような処理をしてあるのに…。
MX-30 e-SKYACTIV Gを試乗(その2)
「マツダ車は、複数台試乗しないとダメ」という持論から、いつもお世話になっているお店で試乗しました。当たり前ですが、藻岩店での試乗と大差ありませんでした(デミオを試乗した時はひどかった)。
試乗の際に聞いた話では、例えば、「奥様カーのデミオの買い替え」のようにその家の2台目需要がまずまずあるそうです。厳つい顔ではなく、可愛らしい顔も、「ルーフのオプションも有名ブランドぽくて好きだ」とお気に入りとのこと。ハマる人にはハマるものなのですね。
担当営業氏と話していて、Aピラーの角度が立っているのでフロントウインドウの見え方が、少し違って感じるのだと言うことになりました。CX-5に近いんですけどね。
雑感
実車を見ると、クーペスタイルのためか、ちょっと小さく見えてパーソナル感が強く、道具というよりも移動空間という感覚も強くこの車の性格は好きです。
内外のデザインは、他の第7世代のCセグと比較するともう少し質感を上げて欲しいと思う箇所もありますが、3トーンの採用だったり、立体的なリアコンビランプだったり好きなポイントはいくつもあるので、総じてプラス評価です。
MXを名乗る車でもあるので、REレンジエクステンダーが載った時が買い時だと思います。というか、欲しいです(笑)。
「女性向けセッティング」と書きましたが、すると、ハンズフリーパワーリフトゲートがあってもいいかなと思います。
コメント
私も今度、デミオのオイル交換に行く予定なので、ショールームでじっくり見てこようと思っています。試乗はあえてせずに、ロータリーレンジエクステンダーが出た時に試乗をしたいです。2022年からRE/REXを出すと言う事は、mazda2、CXー3とスモール群もこれを搭載する前提で開発が進められている可能性が大きいので、次期モデルはスタイルを含め、かなり話題豊富なモデルチェンジになる予感がします。