中国新聞によると、マツダは電気自動車MX-30の車体にガソリンエンジンを搭載したモデルを年内に国内で発売する方針とのことです。
MX-30ガソリンエンジンモデル発売
マツダが、初の量産電気自動車(EV)として欧州で今秋売り出す新車種MX―30を、日本ではガソリンエンジン(GE)車として年内の発売を計画していることが4日、分かった。最近のマツダ車にないデザインの車をEVより安く出し、販売を下支えする狙いとみられる。EVとしての販売も検討しており、同じ車種でガソリン車とEVをそろえる珍しい取り組みとなりそうだ。
MX―30は昨年10月、EVとして発表した。新しい車種の企画を始めた後にEV化の構想が浮上したという。モーターと電池を載せるEV、内燃機関と燃料タンクを取り付けるGE車を、車の構造を大きく変えずに造り分ける。
同じ車体を使ったエンジン車の存在
ちょうど1年前くらいにロータリーエンジンを使ったレンジエクステンダーの投入を1年延期するというニュースと同時に「ロータリー搭載EVと同じ車体を使ったエンジン車」は、日刊工業新聞がその存在を伝えていました(それ以前にも記事があったような)。
その後も計画に変更なく、2020年中にガソリンエンジンを搭載したMX-30が国内投入されることになります。電気自動車、レンジエクステンダー搭載電気自動車、ガソリンエンジン車とかなり異なる性格を1車種に詰め込んでいることからも「MX」を名乗っているのも納得です。
そのMX-30ガソリンエンジンモデルは何を積むのでしょう? SKY-G 2.0 M Hybrid(150PS)あたりが相応しいように思います。四駆はなさそうですかね。
コメント
スカイG+マイルドハイブリッドは、うなずける一つです。EV車の価格が高く設定されるのが分かっている事を考えると、mazda3やCXー30に搭載されているスカイXオンリーで来ることも考えられます。ただ、RX8の様なフリースタイルドアの採用や、クーペ風の外観をいかすとしたらスカイG2Lターボとかも登場させるかもしれません。今、マツダの動きがなさ過ぎて不気味で、その分期待値が高くなります。それに、タイヤとフェンダーアーチの隙間が割と大きい気がする事からAWDもあるのではと思っています。私の頭の中で妄想が突っ走っています!
5kwh程度の小容量の電池を積んだロータリーエンジンPHVを期待してます。
HV燃費は余り期待できないかもですが、毎日30kmのEV走行が出来れば、それなりの実用性は有ると思われます。