マツダが、2024年10月30日に発表した「マツダ、2024年9月および4~9月の生産・販売状況について」によると、2024年9月のMazda3グローバル販売台数は12,395台でした。
2024年9月のMazda3グローバル販売台数について
BP系Mazda3のグローバル販売台数の定点観測(?)です。
Mazda3、2024年9月のグローバル販売台数は12,395台
国内販売とグローバル販売
- 国内販売台数:647台(33.2%減)
- グローバル販売台数:12,395台(同34.1%減)
全体としては米国、国内、その他市場の増により、前年同月実績を上回る。
国内、グローバルとも30%以上と大幅な減少です。国内では、1,000台を切ることも多くなってきています。それでも、フルモデルチェンジはともかく、大幅改良すらも行わずに国内発売から5年以上が経過しています。
今年中にレーシングカーからインスパイアされたMazda3が市場投入されるのかなぁと思っていたのですが、その兆候も無いみたいです。
フルモデルチェンジしなくても、コ・パイロット・コンセプトを載せることはできるみたいですけど、Cセグで普及させるスケジュールはどうなっているのでしょうね。
解説、ではないです
国内販売は22%減の6万4154台と3年ぶりの減少となった。CX-60などへの乗り換えが進み、CX-5の販売台数は21%減の9619台だった。海外販売は6%増の56万5873台だった。9月単月の世界生産台数は前年同月比13%減の10万4291台となった。
CX-60などへの乗り換え? そんなにCX-60の販売台数って増えていましたっけ?
アメリカばかりが売れていて、『CX-50の販売台数が94%増の4万2647台、CX-90が68%増の2万8579台』ですって。マツダは、バカ正直(褒め言葉)にアメリカ用の車種を用意しましたが、他のマツダくらいの規模のメーカーなら現行車がどんどんアメリカ向けに肥大化するところですよ…。
さて、CX-80の投入で国内市場が持ち返すでしょうか。
コメント
全く国内市場を無視した様な車種展開になっています。色々とやる事があり過ぎて、車の開発資金を蓄える意味では、米国市場を攻めて行くのは成功しているのかなっと思います。がその代償は大き過ぎると言ってもいいくらい国内市場は最悪状態になっています。もう少し国内に目を向けて、シェア2%では無く、5〜10%を取りに行くくらいは活気付けて欲しいです。
マツダは内燃機関車への投資を抑制すると株主には説明済みですので、今後も大幅なモデルチェンジはないでしょう
アメリカはトランプ大統領になりそうなので、北米市場は関税アップで大幅に減速するでしょうね
北米生産のcx-50以外は全て大きな関税が課せられます