燃料供給元であるユーグレナが、S耐第2戦で次世代バイオディーゼル燃料「サステオ」を使用するMAZDA3 Bio conceptの完走を報告しています。
ユーグレナ、サステオを使用したMazda3の完走を報告
株式会社ユーグレナ(本社:東京都港区、代表取締役社長:出雲充)は、5月26~28日に富士スピードウェイで開催されたENEOS スーパー耐久シリーズ2023 Powered by Hankookの第2戦『NAPAC 富士SUPER TEC 24時間レース』において、ST-Qクラスに参戦したマツダ株式会社のSKYACTIV-D 2.2(市販車両と同じディーゼルエンジン)搭載車「MAZDA SPIRIT RACING MAZDA3 Bio concept」に、化石由来の軽油と混合しない100%の次世代バイオディーゼル燃料「サステオ」(以下「サステオ」)を供給し、完走(529周回、約2,414km)したことをお知らせします。
マツダからの報告ではなく、ユーグレナがニュースリリースを出している点が面白いなと思います..。
ニュースリリースの中では、サステオとMAZDA3 Bio conceptを割りとちゃんと説明していますね。
サステオは、
- バイオマス(生物資源)を原料としている
- 車両自体の内燃機関を変更することなく使用することが可能
- 燃料を使用する際の燃焼段階ではCO2を排出する
- バイオマスが成長過程で光合成によってCO2を吸収するため、使用した際に発生するCO2の排出量が実質的にはプラスマイナスゼロ
そして、MAZDA3 Bio conceptについては、
- 化石由来の軽油と混合しない100%の「サステオ」を使用
- SKYACTIV-D 2.2は十分な性能を発揮することが出来ている
- 今回が最長の走行距離となった
S耐第2戦の結果を見ると、順位がすぐ上のBRZ CNF Conceptとラップ差が2秒以内なので、それほど離されてはいないです。熟成が進めば、マシンが壊れなくなってくるでしょうし、速さもましてくるでしょうし…楽しみです。
2023スーパー耐久シリーズ第2戦において、 次世代バイオディーゼル燃料「サステオ」給油車両で24時間完走 | 株式会社ユーグレナ