マツダは、Mazda3で使われた、空調風の上下方向の流れを制御することができるインストルメントパネル構造で特許を取得しています。
マツダ、Mazda3のインストルメントパネル構造で特許を取得
特許7211035 インストルメントパネル構造
ここに開示する技術は、インストルメントパネル構造に関する。
- 課題
インストルメントパネルに開口する吹出口から車室内に吹き出した空調風は、インストルメントパネルの表面に沿って流れることにより、空調風が上方及び/又は下方へと拡散してしまう場合がある。空調風が上方及び/又は下方へと拡散してしまうことによって、乗員に空調風を集中させることができない恐れがある。ここに開示する技術は、空調風の上下方向の流れを制御する。 - 解決手段
ここに開示する技術は、インストルメントパネル構造に関する。インストルメントパネル構造は、車室内の前部に配設されたインストルメントパネルと、前記インストルメントパネルの表面に開口する吹出口を通じて、ルーバーにより向きを変更した空調風を前記車室内に吹き出すルーバーユニットと、前記インストルメントパネルの表面に開口する第2吹出口を通じて、ルーバーにより向きを変更した空調風を前記車室内に吹き出す第2ルーバーユニットと、前記インストルメントパネルの表面に取り付けられかつ、前記吹出口から吹き出した前記空調風を整流する整流部材と、を備えている。
特許7211035 | 知財ポータル「IP Force」(インストルメントパネル構造)
ちょっとした…と言ったら語弊があるかもしれないですが、細かいところに改善点(課題)をみつけて、それを解決(発明)していくと言うのは、すごいことだと思います。空調のルーバーなんて長い間使われているから、ある程度確立された構造になっているものだと思っていました。

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