マツダが、2022年4月27日に発表した「マツダ、2022年3月および2021年4月~2022年3月の生産・販売状況について(速報)」によると、2022年3月のMazda3のグローバル販売台数は18,965台でした。
2022年3月のMazda3グローバル販売台数について
BP系Mazda3のグローバル販売台数の定点観測(?)です。
Mazda3、2022年3月のグローバル販売台数は18,965台
国内販売とグローバル販売
- 国内販売台数:2,854台(前年同月比8.6%減)
- グローバル販売台数:18,965台(同18.6%減)
主に中国、国内などの減により、前年同月実績を下回る。
国内では、年度末の販売促進活動が功を奏して、ぐぐっと台数が伸びていますが、それでも前年には及ばずでした。きっと、SKY-X搭載車に設定したSmart Editionよりも、BLack Tone Editiionの方が、販売増には貢献しているのでは想像しています。
Mazda3、2021年度のグローバル販売台数は230,066台
2021年4月から2022年3月までの2021年度では、Mazda3は、グローバルで前年同期比5.4%減となる230,066台を販売しています。
一方、CX-5は同3.7%増の388,241台、CX-30は同10.4%増となる212,607台をそれぞれ販売しています。
MAZDA NEWSROOMマツダ、2022年3月および2021年4月~2022年3月の生産・販売状況について(速報)|ニュースリリース
日経新聞によると、2021年度は、マツダにとっても非常に厳しい1年だったようです。
マツダが27日発表した2021年度の世界生産台数は、20年度に比べて13%減の102万3526台だった。公表している05年度以降で最少となる。新型コロナウイルス感染拡大で半導体などの部品調達が滞った影響が大きかった。国内生産も公表している1979年度以降で最も少なかった。
表計算ソフトで近似線を書いてみると、なかなか衝撃的な将来が見えてしまいました。単純にこれまでの傾向が続くとすると、2024年度には、月間の販売台数が、グローバルで10,000台を割り込む可能性もあるということです。あくまでも、単純に単純に考えての話です。
Cセグのハッチバックが、5年後にも残っているか、少し怪しさも出てきてはいますが、全部が全部SUVになってしまった世界なんて、どれほどつまらないかは、マツダ自身も分かっているであろうと思っています。