マツダは、昨年実施したSBS(スマート・ブレーキ・サポート)制御プログラム不良の改善対策が不完全だった車両があったとして再度改善対策を実施します。
MAZDA3の改善対策について
本届出は、令和元年12月19日付け改善対策届出番号「587」として届出を行ったものですが、改善措置の作業指示が不適切であったため、一部の車両において、車両制御コンピュータのプログラム修正が完了できていないことが判明したことから、改善対策を実施するものです。
改善対策開始日
令和02年12月11日
不具合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因
車両制御コンピュータにおいて、スマート・ブレーキ・サポート(SBS)の制御プログラムが不適切なため、S字路の路肩に停車した車両や大きな道路標識などを正しく認識できないことがあります。そのため、衝突の可能性がないにもかかわらず障害物との接近を知らせる警報音が鳴り、ディスプレイに警告表示が出て、最悪の場合、衝突被害軽減ブレーキが作動し、急制動がかかるおそれがあります。
対象車両
改善措置の内容
全車両、車両制御コンピュータのSBS制御プログラムを対策プログラムに修正します。なお、一部の車両はSBS作動設定の仕様が変更になるため、取扱説明書の変更、メータのプログラム変更を同時に実施します。
その他の情報
- 不具合件数:0件
- 事故の有無:無し
- 発見の動機:市場からの情報による
MAZDA3の改善対策について|リコール・サービスキャンペーン等情報
マツダは、Mazda3とCX-30のSBS(スマート・ブレーキ・サポート)制御プログラムが不適切なため衝突被害軽減ブレーキが作動し急制動がかかるおそれがあるとして改善対策を届け出ています。