Mazda3 TCRのデビューは、コンストラクターの閉鎖の他に開発における「予期しない問題」もあって2021年に延期になったそうです。
Mazda3 TCRのデビューは開発における「予期しない問題」のために延期
Sportscar365の記事によると、マツダモータースポーツのボス・コスグローブ氏が、
- 開発中のTCR車には、エンジニアリングを行うグループが予期していなかった非常に深刻な開発課題がいくつかあった
- サスペンションを開発する必要があり、パワートレインの稼働に遅れが生じた
- 車は完全なテストプログラムを通過する必要がある
- 来年(2020年を指すと思います)にわたって耐久テストを行う
などと話したそうで、当初意図したとおりにLong Road Racingが車が製造していなかったことを確認したとも書かれています。そのため後日発表される新しいパートナーと開発に取り組んでいるとのこと。
Mazda3 TCRにはVW製エンジンを搭載
Mazda3 TCRに載せるエンジンは、特注のものではなく、フォルクスワーゲン製2.0L直4ターボエンジン「EA888 2.0 R4 TSI」になるそうです。これは、アウディRS3 LMS TCRやセアト レオンとキュプラ レオンTCRでも使われています。
2020年末にデビューできる?
コスグローブ氏は、ミシュランパイロットチャレンジコンペティションで、その時点での開発に十分自信があると感じた場合、年末のデビューを除外していません。しかし、「すべてが順調に進み、年末に活動に資金を提供することにした場合、それは素晴らしいことです。しかし、それは今のところ実際には計画に含まれていません。」とも話しています。
Mazda3 TCR Program Delayed Until 2021 – Sportscar365

Mazda3 TCRのデビューは2021年まで延期
Mazda3 TCRのデビューは、コンストラクターの閉鎖により2021年まで延期されることになりました。