
マツダは、当初2019年12月中旬に発売を延期していたMazda3 SKYACTIV-X搭載車の発売日を2019年12月5日にすると発表しています。
マツダ、Mazda3 SKY-X搭載車の発売日を12月5日と発表!
マツダは、国内向けSKYACTIV-Xを欧州で評価の高かったハイオクガソリンでも問題なく動作するように仕様を変更するために発売日を10月から12月中旬に延期するとしていましたが、正式に発売をアナウンスしました。
Mazda3 SKY-X搭載車を12月5日に発売
マツダ株式会社(以下、マツダ)は、同社独自の燃焼制御技術「SPCCI(Spark Controlled Compression Ignition:火花点火制御圧縮着火)」によって、ガソリンエンジンにおける圧縮着火を世界で初めて実用化した新世代ガソリンエンジン「SKYACTIV-X」を搭載する「MAZDA3(マツダスリー)」を、全国のマツダ販売店を通じて12月5日に発売します。
「SKYACTIV-X」搭載車の特長
SKYACTIV-X(SPCCI)
ガソリンの「圧縮着火」による燃焼でリーンバーン(希薄燃焼)を可能とし、少ない燃料で高効率な燃焼を実現。
高剛性伝達システム
高応答エンジンの力を遅れなく伝える高剛性駆動力伝達システムの採用。
駆動力を自在に操るトランスミッション
ダイレクトで自在にコントロールできるマニュアルトランスミッション車。また、シーンに合わせ多彩な走りの楽しさを提供するドライブモードを、オートマチックトランスミッション車に採用。
カプセル化した遮音システム
エンジンを吸音材で囲む(カプセル化)ことにより、静粛かつクリアで気持ちの良いサウンド伝達を実現。
国内向けSKYACTIV-Xの仕様
残念なのは、パワーも燃費もイマイチな点です。当初は190PSを目指す!とか、従来ガソリンエンジンより2割から3割も燃費が良い!とか言っていたわりには、数字が…。
エンジンスペック
| HF-VPH | |
| 種類 | 水冷直列4気筒DOHC16バルブ |
|---|---|
| 排気量(L) | 1.997 |
| ボア・ストローク(mm) | 83.5×91.2 |
| 最高出力(kW〈PS〉/rpm) | 132〈180〉/6,000 |
| 最大トルク(N・m〈kgf・m〉/rpm) | 224〈22.8〉/3,000 |
| 圧縮比 | 15.0 |
| モーター最高出力(kW〈PS〉/rpm) | 4.8〈6.5〉/1,000 |
| モータートルク(N・m〈kgf・m〉/rpm) | 61〈6.2〉/100 |
| 動力用主電池 | リチウムイオン電池24V |
SKYACTIV-Xの燃費
| エンジン | 駆動 | T/M | WLTCモード燃費 | |||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 平均 | 市街地モード (WLTC-L) |
郊外モード (WLTC-M) |
高速道路モード (WLTC-H) |
|||
| SKY-X 2.0 | FWD | 6MT | 17.4 | 14.1 | 17.6 | 19.2 |
| 6AT | 17.2 | 13.7 | 17.6 | 19.0 | ||
| AWD | 6MT | 16.8 | 13.6 | 16.9 | 18.6 | |
| 6AT | 16.2 | 12.7 | 16.5 | 18.1 | ||
| エンジン | 駆動 | T/M | WLTCモード燃費 | |||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 平均 | 市街地モード (WLTC-L) |
郊外モード (WLTC-M) |
高速道路モード (WLTC-H) |
|||
| SKY-X 2.0 | FWD | 6AT | 17.2 | 13.7 | 17.6 | 19.0 |
| AWD | 6AT | 16.2 | 12.7 | 16.5 | 18.1 | |
Car Watchの記事には、『ちなみにベースの2.0リッターエンジンはレギュラーガソリン仕様だが、SKYACTIV-Xではスペックを重視するためハイオク仕様へと変更されている。「燃料代の差額は燃費数値の向上分でカバーできると考えています」(マツダ広報部)という。』と書かれています。レギュラーガソリンでは、そんなに燃費も悪くなるのでしょうかね。この辺りは、さらに詳しいレビューを待ちたいところです。ところで、ハイオク仕様ではなく、ハイオク推奨のはず。
SKYACTIV-Xの価格
| グレード | 駆動 | T/M | 価格 | |
|---|---|---|---|---|
| ファストバック | X PROACTIVE | FWD | 6MT/6AT | 3,198,148円 |
| AWD | 6MT/6AT | 3,434,648円 | ||
| X PROACTIVE Touring Selection |
FWD | 6MT/6AT | 3,319,148円 | |
| AWD | 6MT/6AT | 3,555,648円 | ||
| X L Package | FWD | 6MT/6AT | 3,380,463円 | |
| AWD | 6MT/6AT | 3,616,963円 | ||
| X Burgundy Selection |
FWD | 6MT/6AT | 3,451,963円 | |
| AWD | 6MT/6AT | 3,688,463円 | ||
| セダン | X PROACTIVE | FWD | 6MT/6AT | 3,198,148円 |
| AWD | 6MT/6AT | 3,434,648円 | ||
| X PROACTIVE Touring Selection |
FWD | 6MT/6AT | 3,319,148円 | |
| AWD | 6MT/6AT | 3,555,648円 | ||
| X L Package | FF | 6MT/6AT | 3,380,463円 | |
| AWD | 6MT/6AT | 3,616,963円 |
SKYACTIV-Xの解説動画
マツダは、発売日の発表に合わせてSKYACTIV-X、とりわけ電動化技術を解説する動画を公開しています。
こちらは、以前に公開されたエンジンの動作を説明した動画です。
さっそく試乗レビューも公開!
いくつかのメディアでMazda3 SKYACTIV-X搭載車の試乗レビューが公開されました。ポジティブなものもあれば、ネガティブなものもあります。この辺りは、はっきりしないSKYACTIV-Xの性格と価格に起因しているのではないかと思います。
SKYACTIV-Xにも燃費数値のさらなる向上や、パワーの上乗せなど課題が残る。
マツダには実用量産化されたSKYACTIV-Xをユーザーと一緒になって大切に育んで頂きたいと考えています。
【試乗インプレ】いよいよ発売日が決定!! SKYACTIV-Xエンジン搭載「MAZDA3」公道試乗 / メルセデス・ベンツも量産できなかった新世代ガソリンエンジンの走りは? – Car Watch
世界が到達できなかったエンジン技術への挑戦と努力、そしてこれまでにない運転感覚をもたらすエンジン特性は素晴らしい。しかし商品として選ぶ理由がSKYACTIV‐Xに見えにくいのである。
【マツダ3 SKYACTIV-X 新型試乗】これまでにない加速を実感するも、あえて選ぶ理由が見えにくい…御堀直嗣 | レスポンス(Response.jp)
そこに「M Hybrid」の搭載により、モーターアシストも加わる「SKYACTIV-X」では、変速アシスト制御や1〜5速までのクロスレシオ化も相まって、出だしの良さと伸びやかな加速を可能にしています。マツダでは、その加速力はロードスターに迫る、と謳っています。「SKYACTIV-X」の良好なエンジンレスポンスと非常にマッチしているように感じられました。
ハイレスポンスで心地よい走りが楽しめる「SKYACTIV-X」は、進化したMTが楽しい!【MAZDA3試乗記】 | clicccar.com(クリッカー)
カプセル化の効果が分かる動画になっています。
