ポーランドマツダの新型Mazda3のカタログにWLTC燃費の記載がありましたので、新旧比較などをしてみました。
SKY-G 2.0のスペック一覧
同じSKY-G 2.0でも細かく仕様が異なります。ポーランドのカタログ数値は、ぱっと見ると122kWのように見えてしまいますが、122PS/90kWが正解です。
エンジン | SKY-G 2.0 M Hybrid |
SKY-G 2.0 | |
---|---|---|---|
仕向地 | ポーランド | 日本 | |
最高出力(kW/rpm) | 90/6,000 | 89/6,000 | 110/6,000 |
最大トルク(Nm/rpm) | 213/4,000 | 206/2,800 | 195/2,800 |
圧縮比 | 13.0 | 14.0 | 13.0 |
WLTC燃費
ポーランドでの単位(L/100km)を国内の単位(km/L)に換算しています。WLTCどうしを比較したかったので、CX-3を仲介して比較する形にしたので、雰囲気をつかむ程度の比較だと思います。
ポーランド仕様どうしを見ると、エンジン仕様の違いはあれど、ハイブリッドだからといってそれほど燃費アップになっていないようです。ただ、高速走行で数値が良くなっているのは、気筒休止システムのおかげでしょうか??
更新:ポーランド仕様CX-3 6ATの平均燃費を修正しました。
エンジン | 車種 | T/M | WLTCモード燃費 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
平均 | 市街地モード (WLTC-L) |
郊外モード (WLTC-M) |
高速道路モード (WLTC-H) |
超高速モード (WLTC-EH) |
|||
SKY-G 2.0 M Hybrid |
5HB | 6MT | 16.13/15.87 | 11.76/11.76 | 17.24/16.95 | 19.23/18.52 | 15.87/15.63 |
6AT | 15.38/14.93 | 10.64/10.64 | 16.95/16.13 | 17.86/17.54 | 15.38/14.71 | ||
セダン | 6MT | 16.67/16.39 | 11.90/11.90 | 17.24/16.67 | 20.00/19.23 | 16.67/16.13 | |
6AT | 15.63/15.15 | 10.20/10.31 | 16.67/16.39 | 18.87/17.86 | 15.87/15.38 |
エンジン | 車種 | T/M | WLTCモード燃費 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
平均 | 市街地モード (WLTC-L) |
郊外モード (WLTC-M) |
高速道路モード (WLTC-H) |
超高速モード (WLTC-EH) |
|||
SKY-G 2.0 | – | 6MT | 15.15 | 12.82 | 16.39 | 17.24 | 14.29 |
6AT | 13.89 | 10.75 | 15.38 | 16.13 | 13.16 |
エンジン | 車種 | T/M | WLTCモード燃費 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
平均 | 市街地モード (WLTC-L) |
郊外モード (WLTC-M) |
高速道路モード (WLTC-H) |
超高速モード (WLTC-EH) |
|||
SKY-G 2.0 | – | 6MT | 16.2 | 12.9 | 16.9 | 18.1 | |
6AT | 16.0 | 12.6 | 16.7 | 18.0 |
海外仕様を元にした話なので、国内仕様が発表されたら見かたが変わる可能性があります…。兎にも角にも、早いとこ国内仕様でいろいろと話ができるようにならないでしょうかね。
コメント
スカイアクティブXの2Lは、まだ序章に過ぎず、いろんな排気量のXが登場する予定です。本命はやはりデミオクラスに搭載される1.5LのXではないのでしょうか!その他熱効率をアップさせた改良型のGやDも5〜6年先に搭載される予定です。ロータリーだってガソリンに限らずディーゼルやLPGで駆動させることも可能なことから、将来あっと思わせるような動力を使って登場するかもしれません、それだけまだまだ可能性が残されているという楽しみがあります。マツダさん、いや人見さん、宜しくお願い致します。
ぱっと見だけで計算はしていませんが、CX-3の6ATの平均が良すぎる様な?
打ち間違いでは無いですか?
ポーランドのCX-3の平均値は、MTとATが逆ではないですか?
市街地モードが意外と燃費よくないなぁ。実燃費でどうなるか。バッテリーが十分に充電できるようなストップアンドゴー環境だと改善されるのかしら。
気筒休止ってエンジン負荷に応じてやるんで、郊外路モード、高速道路モードは作動してると思うけど、超高速モードは作動してないんじゃないかな。
それよりも、フロント投影面積の差が効いてるかも。
既報の通り現行型から全高・ボンネット高は下がってるので、空力改善されてそう。
ちなみに、燃費計測はシャシダイでの計測だけど、走行抵抗分に空気抵抗分も加味してる模様。
それにしても、日本仕様どうなるんでしょうね。
個人的にはSKY-G 2.0のハイパワー版とM Hybrid、AWDの組み合わせが出てくれば速攻で手を打つのですけどね。
AWDはなくてもまだいいのですが、SKY-G 2.0のローパワー版とM Hybridだと、X待ちにするかなぁ。