横浜ゴムは、新型マツダCX-90の新車装着タイヤとして「GEOLANDAR X-CV」の納入を開始したと発表しています。
新型マツダCX-90の新車装着タイヤに「GEOLANDAR X-CV」を採用
横浜ゴム(株)は、マツダ(株)が2023年4月に米国で発売した新型クロスオーバーSUV「MAZDA CX-90」の新車装着(OE)用タイヤとして、「GEOLANDAR X-CV(ジオランダー・エックス・シーブイ)」の納入を開始しました。装着サイズは265/55R19 109Vです。
※「MAZDA CX-90」は日本での発売はありません。
納入タイヤの特徴
「GEOLANDAR X-CV」は近年増加している高速性能と運動性能を重視したハイパフォーマンスクロスオーバーSUV向けに開発された「M+S(マッド&スノー)」規格の新次元ハイウェイテレーンタイヤで、高いハンドリング性能と快適な乗り心地に加え、転がり抵抗低減の両立を実現。さらに、横浜ゴム独自のAI利活用フレームワーク「HAICoLab(ハイコラボ)」を活用し進化計算(遺伝的アルゴリズム)により最適なピッチ配列にしている。
装着サイズ:265/55R19 109V
GEOLANDAR X-CV
このタイヤが2019年に新発売されたときの記事を読むと
この新製品では、近年増加している高速走行性能と運動性能を重視する中・大型のハイパフォーマンス・クロスオーバーSUVで求められる安全性や快適性、経済性を備えつつ、急な降雪にも対応する「M+S(マッド&スノー)」規格を獲得。最高速270km/hに対応するスピードレンジ「W」を全サイズで実現している。
とありました。デカくて重くて、重心が高いことに加えて、高出力エンジンを載せ、大径タイヤを履くハイパフォーマンス・クロスオーバーSUVに向けたもとの説明がありました。
「M+S(マッド&スノー)」規格にも対応しているので、雪上試乗の記事もありますね。ただ、こうしたタイヤは、当然、凍った道には使えません。
今回CX-90に採用された265/55R19 109Vは、国内向けには設定が無いサイズですね。

