北米マツダは、新型CX-90に特別に調整されたPHEVを搭載してアメリカ全土で販売すると発表しています。
北米マツダ、新型CX-90に特別チューンのPHEVを搭載!
北米マツダは、ニュースリリースで次のように述べています。
While this is Mazda’s first plug-in hybrid in the U.S., the CX-90 PHEV will maintain the responsiveness, performance, and driving dynamics that define Mazda vehicles. This all-new e-Skyactiv powertrain, tuned specifically for the North American market, will provide customers with the best of both worlds in terms of performance and efficiency.
CX-90 PHEVは、米国でのマツダ初のプラグイン ハイブリッド車ですが、マツダ車を定義する応答性、パフォーマンス、ドライビング ダイナミクスを維持します。このまったく新しい e-SKYACTIVパワートレインは、北米市場向けに特別に調整されており、パフォーマンスと効率の両面で最高のものをお客様に提供します。
e-SKYACTIV PHEVのスペック
イギリスとドイツ、そして国内のスペックを確認してみました。国内仕様でのシステム合計の詳しい数字を見つけられていないのですが、こんな感じですかね? 豪州仕様は欧州と同じようなのでまとめています。
海外仕様 | 国内仕様 | ||
---|---|---|---|
エンジン | 最高出力(kW/rpm) | 141/6,000 | 138/6,000 |
最大トルク(Nm/rpm) | 261/4,000 | 250/4,000 | |
モーター | 最高出力(kW/rpm) | 129/5,500 | 129/5,500 |
最大トルク(Nm/rpm) | 270/400 | 270/400 | |
システム合計 | 最高出力(kW/rpm) | 241/6,000 | 238/6,000 |
最大トルク(Nm/rpm) | 500/4,000 | 500/4,000 |
北米仕様の「tuned specifically for the North American market」が、最高出力アップによりマツダ史上最強スペックになるという意味なんでしょうか? 北米には、3.3L直列6気筒ガソリンターボ(e-SKYACTIV G 3.3T)も投入されるようですが、こちらも特別チューンされるのかな?

3.3L直列6気筒ガソリンターボエンジン+M Hybrid Boost
豪州マツダが、同国で販売するCX-60の仕様を明らかにしています。その中で「e-SKYACTIV G 3.3T」のスペックの一部を紹介しています。

北米マツダ、米国ラージ商品群第一弾CX-90の2023年1月発表を予告
北米マツダは、アメリカでの初のラージ商品群となるCX-90の2023年1月デビューとアーティザンレッドプレミアムメタリックの採用を予告しています。

マツダCX-90らしきテスト車両の動画
マツダが、北米に投入するラージ商品群SUVの第一弾であるCX-90と思われるテスト車両の動画が公開されています。