マツダCX-80のダブルレーンチェンジ(ムーステスト)の動画が公開されています。結果にテスターは困惑しているようです。
マツダCX-80のダブルレーンチェンジ(ムーステスト)
まずは、肝心の動画から。動画はスペイン語なのでヨーロッパ仕様車だと思われます。
次に動画の話を元にしてまとめてみました。テスター目線での記述になっています。
マツダCX-80試乗感想
CX-80は、CX-60よりも柔らかいサスペンションを採用しており、リアにはアンチロールバーが装備されていません。この影響で、車体の揺れや動きが特徴的です。テスト走行では、スラロームやエルクテストを実施しましたが、車両の反応については以下のような印象を受けました。
スラローム
- 車体の揺れが大きく、切り返し時にかなり急な動きを見せます。
- リアアクスルが通常以上に振られる傾向があり、予想外の挙動を示しました。
- ドライビングアシストはオンの状態でしたが、それでも車の動きが荒く、初心者にはやや怖いと感じる可能性があります。
ダブルレーンチェンジ
- 車体の揺れと跳ねが目立ち、運転中の安定感や安心感が少し損なわれています。
- ステアリングフィールは良好で、自然な車両ダイナミクスを感じることはできますが、サスペンションの柔らかさが自信を削ぐ一因となっています。
- 高速域での回避操作時にリアが簡単に流れるため、スポーティな走行が好きな人には楽しめるかもしれませんが、快適で穏やかな走行を求める人には向かない印象です。
総評
78km/hという比較的高い速度でテストをクリアした点は評価できますが、全体的には「賛否両論」といった感触です。スポーティな走行を好む人には魅力的な一面もありますが、安定感や安心感を求めるドライバーには不安材料となる可能性があります。路上での運転時には、柔らかいサスペンションが安全マージンを狭める印象があるため、用途やドライバーのスタイルによって評価が分かれる車両だと感じました。
硬さを解消しようとしてユルユルになってしまいましたか? こっちの動画も貼っておきます。