
中国新聞によると、マツダは、ラージ商品群の生産を本社工場でも行い、CX-80を来年3月頃、CX-70を今年中に生産を始めるとのことです。
マツダ、CX-80を2024年3月頃から生産開始か

ラージ商品群は、2列シートで日本や欧州向けのCX―60と、3列シートで米国向けなどのCX―90を販売している。防府工場はこれらの2車種に加え、23年中にも、米国などで売る2列のCX―70の生産を開始する。日本や欧州向け3列のCX―80も、24年3月ごろに造り始める見込みだ。
この記事では、次のようなことが書かれています。
- マツダは、大型SUVであるラージ商品群の生産ラインを本社宇品工場に新設する方針を固めた。
- 現行の2車種が好調な販売を続ける中、計画する全4車種の生産体制を再編する。
- 本社宇品工場では、CX-60の生産を開始し、2024年度中に稼働予定で、長期間の工場改修は不要と見られている。
- 既存の3列SUV2車種の生産を終えるため、ラージ商品群の生産能力を切れ目のない移行を目指す。
- ラージ商品群は後輪駆動ベースで、高効率エンジンを搭載し、高い利益率を持つセグメント。
- マツダは、環境負荷低減や上級志向の顧客を取り込むため、CX-60およびCX-90などの販売が好調で、生産能力の増強が必要と判断した。
この様子では、CX-80は来年5月頃に発売でしょうか。CX-70は来年春頃かな? 「2022年から翌年にかけて新たに導入」という当初の予定より少しずつ遅れていますね。
マツダ、主力SUVを本社宇品工場でも生産へ 2024年度中にも稼働 | 中国新聞デジタル
ラージ商品群のモデルと主要市場
| 商品群 | モデル | 主要導入市場 |
|---|---|---|
| ラージ商品群 | CX-60 (2列シート) | 欧州、日本、他 |
| CX-80 (3列シート) | ||
| CX-70(ワイドボディ2列シート) | 北米、他 | |
| CX-90 (ワイドボディ3列シート) |

[意匠登録]マツダ、新型CX-80のエクステリアデザインを登録
マツダは、新型CX-80のエクステリアデザインを意匠登録しています。


コメント
CX-80は、3月から生産開始となると、まず欧州向けからと過去を見てもなるはずなので、国内向けは恐らく半年遅れの9月頃、つまりほぼ1年先になるのではと思います。CX-70は23年中と考えれば、そろそろ姿を現してくれるのか、23年度中と解釈すれば、来春の発表となるかもです。変わり映えなさそうなので、あまり期待はしてないのですが、やはり気になります。