豪州マツダは、新型CX-90に搭載する48Vマイルドハイブリッドを採用した2つの直6エンジンの燃費を明らかにしています。
豪州マツダ、新型CX-90のクラストップとなる燃費を明らかに
Leading the charge as the pinnacle of Mazda Premium and the brand’s most luxurious model ever made, the First-Ever Mazda CX-90 also earns its stripes as an efficiency champion in the large SUV segment.
豪州仕様CX-90の燃費
e-SKYACTIV D 3.3 | SKYACTIV-D 2.2 | e-SKYACTIV G 3.3T | SKYACTIV-G 2.5T | |
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最高出力(kW) | 187 | 140 | 254 | 170 |
最大トルク(Nm) | 550 | 450 | 500 | 420 |
燃費(L/100km) | 5.4 | 6.0 | 8.2 | 9.0 |
CO2排出量(g/km) | 143 | 158 | 189 | 211 |
ディーゼルエンジンどうしを比較すると、最高出力は140kWから約1.3倍の187kWになっているのにもかかわらず、燃費は0.9倍、CO2排出量も同じく0.9倍に環境性能が向上しています。
ガソリンターボエンジンでも、最高出力がほぼ1.5倍になっていますが、燃費は0.9倍、CO2排出量もほぼ0.9倍にディーゼルエンジン同様環境性能が向上しています(記事には、スピードも速くなっているよ書かれていますが、そこは割愛します)。
ドイツ御三家との比較
マツダ車での比較では、CX-8やCX-9からは、動力性能や環境性能の向上が見られますが、メルセデスベンツGLE 400 D 4Matic(直列6気筒2.9Lディーゼルターボ)の燃費は7.7L/100km、Audi Q7 45 TDI Quattro MHEV(V型6気筒3.0Lディーゼルターボ+48Vマイルドハイブリッド)の燃費は7.0L/100km、BMW X Models X7 Xdrive40D Design Pure EXC MHEV(直列6気筒3.0Lディーゼルターボ+48Vマイルドハイブリッド)の燃費は8.0L/100kmです(いずれもオーストラリア仕様)。
なるほど、比較する動力性能に多少ばらつきはあるものの、マツダCX-90の環境性能は、7人乗り大型SUVの中ではトップに位置づけられますね。
FIRST-EVER MAZDA CX-90 DELIVERS CLASS-LEADING EFFICIENCY