北米マツダ、2025 CX-70の価格を発表しています。いかにも最新のマツダらしい装備も採用しています。
北米マツダ、2025 CX-70の価格を発表!いかにも最新のマツダらしい装備も
マツダの新型SUVであるCX-70は、3つの電動パワートレインオプションを提供し、先進的なテクノロジーと快適な内外装を備えた車両です。e-SKYACTIV G 3.3L 直6ターボエンジンと48ボルトM-Hybrid Boost、e-SKYACTIV PHEVを搭載し、全モデルが8速オートマチックトランスミッションとi-ACTIV AWDを装備しています。また、Mi-Driveテクノロジーにより、スポーツ、オフロード、トーイング、EVモードなど、さまざまな走行モードを選択できます。さらに、すべてのCX-70モデルには、KPC(Kinematic Posture Control)テクノロジーが標準装備されており、安定性と乗員の姿勢をサポートします。
CX-70のユーザーは、車両を趣味や情熱に関わるきっかけと見なしており、それに応えるため、マツダはさまざまな機能を開発しました。リモート折りたたみリアシートやリアカーゴエリアの最適化など、CX-70は使い勝手と収納性を向上させる機能を提供しています。また、全モデルにはAlexa Built-inが搭載されており、ドライバーは温度の変更やラジオ局の変更の他にもスマートホームデバイスを制御するためのハンズフリーコマンドを利用できます。これにより、運転中の操作が簡素化され、運転中の安全性が向上します。
CX-70は、外観や内装のデザインでも注目に値します。Soul Red Crystal MetallicやZircon Sand Metallicなどの鮮やかなカラーパレットや、Melting Copper Metallicなどの新しいカラーオプションが利用できます。内装には、タンインテリアや100周年記念エディションMX-5からインスパイアされたレッドインテリアなど、上質なオプションが用意されています。CX-70は、洗練されたデザインと高度な機能を備えた、ユーザーのニーズに応える次世代のSUVとして期待されています。
新色Melting Copper Metallic
プレミアムペイントのメルティング・カッパー・メタリックです。
マツダクロスオーバーSUVとして初
すでに国内では、ロードスターの改良時にAmazon Alexaを利用できるようになっていますが、CXシリーズとしては初です。
安全装備では、SBS-FCがマツダ車として初ではないでしょうか。スマート・ブレーキ・サポートのフロント・クロス・トラフィックです。これまでは警報を出す機能(FCTA)機能はありましたが、ブレーキと連動するのは無かったはずです。国内向けのCX-60にも無いですよね?
Mazda Announces Pricing and Packaging For All-New 2025 Mazda CX-70 – Feb 21, 2024 | Mazda USA News
海外メディアの反応
興味深かったのでご紹介。
マツダCX-70は基本的にCX-90の3列目を削除したものです。マツダはつい最近、2025年型CX-70の価格を発表したが、興味深いことに、この2列SUVの各バージョンの価格は、2024年型CX-90の同等モデルと同じだ。ただし、CX-70はハイスペックなトリムのみが提供されているため、基本価格は実際にはCX-90よりも高くなっています。
The 2025 Mazda CX-70 Doesn’t Cost Any Less Than The CX-90
これらの価格はCX-90の価格とまったく同じです。一方で、CX-70とCX-90は座席構成が異なり、外観が若干変更されているだけで、同一の車に見えることを考えると、それほど驚くべきことではありません。CX-70には3列目がありませんが、床下に追加の収納スペースが現れるように持ち上げられる空洞状の荷室があります。一方で、顧客はおそらく3列目に対してより多くのお金を払うと思われるため、同じ価格設定ではCX-70を購入する動機はほとんどありません。
2025 Mazda CX-70 pricing: Sporty two-row SUV starts at $41,820 – Autoblog
CX-70って、マツダとして最新のステーションワゴンをCX-90のボティを使って実現したということですか? それはそれとして、この価格設定は魅力的なのでしょうか。
Autoblogは、『CX-70は私たちが期待していたより小さくて軽い車ではないかもしれませんが、それがマツダの後輪駆動プラットフォームで作られた直列6気筒セダンへの欲求をさらに強くします。』と結んでいます。
コメント
CX-70に関しては、CX-90とは違う別名を与えられた新型車をと考えたら、普通ならスタイルの違う車が登場するものと思うのでしょうが、マツダの考えは違っていた様です。過去の5チャンネルシフトの失敗を踏まえたこの度の展開なのかもしれません。であるなら少数精鋭での戦略(米国ではCX-90、日本ではCX-70とか)でも良かった様な気もします。わざわざ別名を与えて期待させた事は、マツダの今後の課題なのではないかと感じました。