マツダは、ラージ商品群第3弾となる新型2列シートSUV「CX-70」を北米市場を中心に豪州などで今春以降に販売します。
マツダ、新型2列シートSUV「CX-70」を北米市場を中心に投入
マツダ本社のリリースでは、北米マツダのCX-70発表について触れています。
CX-70は、マツダのラージ商品群の第3弾であり、重点市場と位置づける北米市場向けに開発された2列シートクロスオーバーSUVです。マツダらしいひと中心の思想による走る歓びと環境安全性能の両立に加えて、活動的なお客さまのライフスタイルと合致するようなデザインと機能性を備えており、米国およびカナダで今春の発売を予定しています。
CX-70のコンセプトは「Passion Pursuer(情熱の探求者)」
新型CX-70の特徴は、
- 全グレードが電動化技術を採用
- スポーティなデザイン
- ゆとりある実用的な荷室空間
- 新デザインの21インチアルミホイール
- 各所に施された黒色パーツが特徴的なエクステリア
- バーガンディを基調としたインテリアを採用
- 常備品などを入れる三つの床下収納スペース
- CTS(緊急停止支援機能付)を採用
となっています。電動化技術を採用したエンジンは大きく分けてe-SKYACTIV G3.3とe-SKYACIV PHEVの2本立てです。
動画は加マツダのチャンネルからです。
MAZDA NEWSROOM新型クロスオーバーSUV「MAZDA CX-70」を初公開|ニュースリリース
オーストラリアでは2024年後半に発売予定
The wide body two-row SUV will make its debut in Australia with the widely acclaimed 3.3-litre turbocharged e-Skyactiv inline six-cylinder petrol and diesel engines, both incorporating 48V mild hybrid technology. Already available in the CX-90, these powertrains take advantage of a Mazda-developed eight-speed transmission and the surety and involvement of rear-biased all-wheel drive.
CX-70でもガソリンターボとディーゼルエンジンの組み合わせで発売されるようです。
New Mazda CX-70 crossover SUV revealed
雑感
メッキパーツを黒くして、3列目を取っ払い、少しだけ新しい機能を追加したCX-90が出てくるとは思いませんでした。
autoblogの記事の見出しには、『It’s a two-row CX-90 with a slightly different face. Yep, that’s about it(ちょっと顔が違う2列シートのCX-90です。はい、それだけです)』なんて書かれています。海外でもちょっと意外だったのでしょう。CX-70とCX-90の写真を並べて区別がつくか?といじってます。
寸法などのスペックが公表されていませんが、後席のスペースは特に広くなっていないのではと予想していますが…。北米や豪州のようなスケール感で、あえて全長を短くしてカーゴスペースを小さくする必要もないと言う判断は分からなくもないですが、市場はどういう判断を下すのか、楽しみに発売を待ちたいと思います。
コメント
全く期待はずれの感でいっぱいです。CX-90が出た後に、2列シートバージョンがあるとか無いとか言われていたこともありましたが、そのまんまでした。だったらCX-70でなくCX-90の追加バージョンで良かった様な気もします。むしろ、CX-50がCX-70だった方が良かったのではと思います。結果、ラージ群(60,70,80,90)は4つの個性では無かったと言う事(80はまだですが)で、私が抱いていた妄想は妄想で終わりました。