[サービスキャンペーン]マツダ、またまたCX-60の複数の制御プログラム不良など(2)

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[サービスキャンペーン]マツダ、またまたCX-60の複数の制御プログラム不良など(2)

マツダは、またまたCX-60の複数の制御プログラム不良などでサービスキャンペーンを5月31日から実施します。

マツダ、またまたCX-60の複数の制御プログラム不良など(2)

対象となるユーザーには、販売店から、ダイレクトメール等で案内がありますので、最寄りのディーラーと相談して、修理(無料)を受けましょう。対象車両については、「リコール情報検索」から車台番号を入力して確認できます。

CX-60のサービスキャンペーンについて (その2)

サービスキャンペーン開始日

令和06年05月31日

不具合の内容

  1. マツダ・レーダー・クルーズコントロールにおいて、車両制御コンピュータの制御プログラムが不適切なため、緩やかにカーブした車線を走行した場合、自車が走行している車線に、隣接車線の先行車が進入していると誤判定することがあります。そのため、車間距離を保つための減速制御が不要に作動するおそれがあります。
  2. ドライバー・パーソナライゼーション・システム装着車において、車両制御コンピュータの制御プログラムが不適切なため、イグニッションOFFの状態からドアの開錠操作、もしくはリフトゲートを開けてから運転席に乗り込みドアを閉めるまでに15秒以上かかった場合に顔認証が実行せず、記録した運転者の各種設定を復元できなくなります。
  3. ビューモニターユニットにおいて、画像認識精度が不十分なため、後退時に駐車場の白枠線などを歩行者として誤認識することがある。また、車両制御コンピュータにおいて、制御対象の判定条件が不十分なため、超音波センサが車両周辺にある縁石などを検知していた場合に、衝突の可能性がない、誤認識した物標を制御対象として判定することがあります。そのため、後退中に接近を知らせる警報音が鳴り、ディスプレイに警告表示が出て、最悪の場合、衝突被害軽減ブレーキが作動するおそれがあります。
  4. 電子制御ブレーキユニットにおいて、初期診断の制御プログラムが不適切なため、イグニッションON直後の初期診断時に発生した電気ノイズにより、故障として判定することがあります。そのため、ブレーキコントロールシステム警告灯とTCS/DSC作動表示灯が点灯し、メーターにDSC異常やi-ACTIVSENSE異常を示すメッセージが表示されると共に、TCS※1やDSC※2、先進安全運転支援システムが作動しなくなるおそれがあります。
  • 1.トラクションコントロールシステム:水にぬれた路面や雪道等の滑り易い路面での発進や旋回加速時に起こる駆動輪の空転を防ぎ、適切な駆動力と操縦性を確保するシステムです。
  • 2.ダイナミック・スタビリティ・コントロール:滑り易い路面での走行時や、緊急回避など急激なハンドル操作による車両の横すべりを抑えるため、ABSやTCS等によりブレーキやエンジンの出力を自動的に制御し、車両の安定性を確保するシステムです。

対象車両

改善の内容

  • 5、6:全車両、車両制御コンピュータの制御プログラムを対策プログラムに修正します。
  • 7:全車両、車両制御コンピュータおよびビューモニターユニットの制御プログラムを対策プログラムに修正します。
  • 8:全車両、電子制御ブレーキユニットの制御プログラムを対策プログラムに修正します。
[サービスキャンペーン]マツダ、またまたCX-60の複数の制御プログラム不良など(1)
マツダは、またまたCX-60の複数の制御プログラム不良などでサービスキャンペーンを5月31日から実施します。

 
CX-60のサービスキャンペーンについて (その2)|リコール・サービスキャンペーン等情報