マツダCX-60 vs レクサスNX、勝者はレクサスNX

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オーストラリアメディアが、マツダCX-60とレクサスNXの比較記事を掲載しています。勝者はレクサスNXです。

マツダCX-60 vs レクサスNX、勝者はレクサスNX

Driveでは、マツダCX-60とレクサスNXのそれぞれのレビュー記事は既に掲載しています。オーストラリアでは、同じセグメントに属する両車であるためか、こうして比較記事が書かれています。

比較車両

比較は、マツダCX-60 G40eとレクサスNX350 Fスポーツです。
CX-60は、直列6気筒3.3Lマイルドハイブリッドガソリンターボエンジンを搭載するAWDです。NX350 Fスポーツは、直列4気筒2.4Lガソリンターボエンジンを搭載し、こちらもAWDです。

勝者はレクサスNX

マツダは、内外装のデザインでは高い評価を得ていますが、やはりというか、エンジン、トランスミッション、ドライブラインやステアリングに対してレクサスNXと差がついています。

The Mazda’s design, both exterior and interior, is sharp and classy, and the cabin feels premium when you’re behind the wheel or riding as a passenger. That latter point is hardly a surprise given the vehicles Mazda has delivered over more than a decade. However, the engine, transmission and driveline aren’t as smooth or refined as the Lexus, which makes the Lexus the more luxurious driving experience. It’s not an enormous margin, it must be said, but there is a difference.

マツダのデザインは、外観も内装も鋭く、上質な雰囲気が漂い、運転席や助手席に座ったときに高級感を感じさせます。この後者の点は、マツダが十数年以上にわたって提供してきた車両を考えると驚きではありません。ただし、エンジン、トランスミッション、ドライブラインはレクサスほど滑らかでも洗練されていません。そのため、レクサスの方がより豪華な運転体験を提供しています。言ってみれば、これは大きな差ではありませんが、確かに違いはあります。

 

We thought the Lexus had a more luxurious seating position, sharper steering, and a more responsive engine. The NX also has the more planted suspension system, which makes it feel more insulated on the road. Despite what we might have thought going in, the Lexus delivers a more accomplished and sporty drive experience than the Mazda.

私たちは、レクサスがより豪華な座り心地、より鋭いステアリング、そしてより反応の良いエンジンを持っていると考えました。NXはまた、より安定感のあるサスペンションシステムを備えており、道路上での遮断感が強くなっています。期待していたこととは裏腹に、レクサスはマツダよりも完成度が高く、スポーティなドライブ体験を提供しています。

レーティング

最終成績は、レクサスNX:7.7/10、マツダCX-60:7.1/10で、レクサスNXがマツダCX-60を上回りました。

細かく評価項目ごとに見ると…パフォーマンスや乗り心地、ハンドリングでNXが高評価です。CX-60は安全技術とコストパフォーマンスのみで優勢です。この比較は、ちょっとがっかりです。

マツダCX-60 vs レスサスNX
  マツダCX-60 レクサスNX
Performance 7.0 7.9
Ride Quality 6.0 9.0
Handling & Dynamics 6.0 8.0
Driver Technology 7.5 7.5
Interior Comfort & Packaging 7.5 7.5
Safety Technology 7.0 6.0
Infotainment & Connectivity 7.0 8.0
Energy Efficiency 7.0 8.0
Value for Money 9.0 7.4
Fit for Purpose 7.0 7.8

 
Does Mazda stand a chance in the luxury market? – Drive

 
CX-60は、リコールなどで見直しと修正がいくつも入っているので、それが商品改良(マイナーチェンジ)にて新車として反映されれば、こうした比較で差が縮まったり、逆転できるかも知れません。