マツダは、CX-60のサイドレーダーセンサにおいて情報処理プログラムが不適切なため、警報音や被害軽減ブレーキが作動しないおそれや誤って警報音が鳴ったり急制動がかかるおそれがあるとして改善対策を実施します。
マツダ、CX-60のサイドレーダーセンサのプログラム不良で誤作動
CX-60の改善対策について
改善対策開始日
令和05年10月27日
不具合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因
サイドレーダーセンサにおいて、情報処理プログラムが不適切なため、センサが電波を出す角度を補正するための記録情報が、システム遮断時に消失することがあります。そのため、センサが対象物の位置を正しく認識できず、前進あるいは後退時に警報音や被害軽減ブレーキが作動しないおそれがあります。また、衝突の可能性がないにもかかわらず、警報音が鳴り、最悪の場合、急制動がかかるおそれがあります。
対象車両
改善措置の内容
全車両、サイドレーダーセンサの制御プログラムを対策プログラムに修正します。なお、サイドレーダーセンサの記録情報が消失している場合は、サイドレーダーセンサを対策品に交換します。
その他情報
- 不具合件数:67件
- 事故の有無:無し
- 発見の動機:市場からの情報による