新型CX-60の欧州仕様が発表になり、ボディサイズも現地価格も明らかになりました。4月上旬には国内仕様が公開になる予定ですが、サイズ感と価格感を確かめてみたいと思います。
新型マツダCX-60のサイズ感と国内での価格感
あくまでも「感」です。感覚的に「どんなものかな〜」と言うのを確認してみるだけです。
新型マツダCX-60のサイズ感
まずは、新型CX-60とドイツ御三家のSUVとを並べてみます。と言っても、数字だけです。
こうして見ると、BMW X3がとても近いボディサイズですね。駐車スペースの確認には、BMW X3を引っ張ってくると良いかもしれません。
CX-60 | BMW X3 | AUDI Q5 | MB GLC | |
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全長 | 4,745mm | 4,708mm | 4,685mm | 4,670mm |
全幅 | 1,890mm | 1,891mm | 1,795mm | 1,930mm |
全高 | 1,685mm | 1,676mm | 1,550mm | 1,625mm |
ホイールベース | 2,870mm | 2,864mm | 2,825mm | 2,875mm |
国産車では…PHEVを多少意識して近しいサイズの車を並べると、全幅を見るならRXかな?と思いますが、アウトランダーが案外、3つの寸法それぞれで比較対象になるような気がします。
CX-60 | LEXUS RX | LEXUS NX | アウトランダー | |
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全長 | 4,745mm | 4,890mm | 4,660mm | 4,710mm |
全幅 | 1,890mm | 1,895mm | 1,865mm | 1,860mm |
全高 | 1,685mm | 1,710mm | 1,660mm | 1,740mm |
ホイールベース | 2,870mm | 2,790mm | 2,690mm | 2,705mm |
新型マツダCX-60の国内での価格感
現地価格を為替をもとに計算しても、物価だったり、そもそも「輸入車」だったりするので、現地の他の車との比較をもとに、日本でのCX-60の価格の感覚を出してみようと思います。
比較対象は、CX-5です。CX-60がグレードを絞った展開ですので、CX-5とCX-60のエントリーグレードとトップグレードの価格差が何倍あるかをみます。
まずは、イギリスからです。装備なんて無視して、「この価格から買えるんだ」と言う点に注目しています。
グレード | CX-60 | CX-5 | 価格差 |
---|---|---|---|
エントリーグレード | £43,950 | £22,945.83 | 1.92倍 |
トップグレード | £48,050 | £30,695.83 | 1.66倍 |
次にドイツです。
グレード | CX-60 | CX-5 | 価格差 |
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エントリーグレード | €47.390 | €28.290 | 1.68倍 |
トップグレード | €58.890 | €41.590 | 1.42倍 |
エントリーグレードではイギリスの1.92倍、トップグレードでもイギリスの1.66倍を使って計算してみます。繰り返しになりますが、あくまでも「この価格から買えるんだ」と言う点に注目しています。それでも倍率の高い方を使っていますけど(汗)。
国内でのCX-5のエントリーグレードは、今だと「20S Smart Edition」になります。この価格が¥2,678,500ですから、この1.92倍で¥5,142,720。トップグレードでは「25S Exclusive Mode」の¥3,525,500の1.66倍なので¥5,852,330となります。
この計算による国内でのCX-60の価格感は、エントリーグレードで¥5,142,720〜、トップグレードで¥5,852,330〜となりました。現地価格の円換算よりもかなり低い数字になりましたが、これでもマツダ車としては充分お高いですよね。
ただ、Mazda3の時のように戦略的にPHEVとの価格差を縮めていることは充分に考えられるので、国内だと2倍以上になる可能性だってありますが…。可能性の話をしたらきりが無いので、こんな「感じ」で…。