CX-60のデビューに合わせて開発された新色「Rhodium White Metallic」は、3番目の匠塗になのでしょうかね?
ホワイト系新色「ロジウムホワイトメタリック」は第3の匠塗?
独マツダのリリースにのみ登場する「Rhodium White Metallic」
なぜか、他の国のニュースリリースでは、新開発されたホワイト系新色の名称はでてきません。何故か、独マツダのみが「Rhodium White Metallic」と記載しています。
色に関係する段落を引用すると…独マツダのリリースは次の通りです。
Für einen zusätzlichen visuellen Effekt hat Mazda die neue Außenfarbe Rhodium White Metallic entwickelt – eine zart reflektierende Farbe, die designt wurde, um die Schönheit des neuen Spitzenmodells von Mazda durch den Kontrast von Licht und Schatten zu unterstreichen.
英国マツダの場合は…「Rhodium White Metallic」がありませんね。ドイツだけやっちゃったんですかね?(笑)
Creating additional visual impact, Mazda has created a new white body colour – a delicately reflective paint crafted specifically to highlight the beauty of the CX-60 through contrasting light and shadow.
マツダ車の人気ボディカラーはホワイト系
「CX-5 人気 ボディカラー」などと検索すると、
- スノーフレイクホワイトパールマイカ
- マシーングレープレミアムメタリック/ジェットブラックマイカ
- ソウルレッドクリスタルメタリック
と、だいたいこの4色あたりが上位を占めており、1位はホワイト系なんですよね。なので、今回、ホワイト系のプレミアムなボディカラーを新開発するのは、理にかなっていると言うか、納得しやすいです。
ソウルレッドやマシーングレーで個性を強調していた路線から、バリエーションを増やし多様化するユーザーの要望をすくい上げながらマツダらしさを出している路線に変わっているようにも見えます。
「ロジウムホワイトメタリック」は第3の匠塗?
ここは、単なる思いつきです。ただ、リリースにあるように「光と影のコントラスト」「繊細な反射色」のような表現は、標準色とは異なっているという印象を受けます。
マシーングレーの説明にも「力強い陰影のコントラストと表面の緻密さを高次元で両立する」と、コントラストを強調していますしね。人気のあるホワイト系のボディカラーを有償色にするのは、なかなかの商売上手でもないですか?
私は、ラージ商品群の登場に合わせて、ソウルレッドを進化させるのではと思ってきましたが、ホワイト系の匠塗が登場するのも悪くなと思います。
ロジウムは、『めっき(ロジウムめっき)にも使われ、特に銀やプラチナ、ホワイトゴールドなどの銀白色の貴金属製装身具の着色、保護用に多用される。』とあるので、ロジウムと名乗る以上は、光の加減で明るいところは銀色に、そして通常は白色に見えるのですかね。
以前のスクープ画像(映像)のボディカラーはホワイト系ですが、これが「ロジウムホワイトメタリック」ということでしょうか。どうです? 従来のホワイト系と違いますか?