マツダ、首都圏で店舗刷新を加速。主戦場は「中小型SUV」〜2027年に新型スモールSUV導入へ

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マツダは東京都と神奈川県の販売店を新世代店舗へ刷新し、国内販売の再成長を図ります。主軸は中小型SUVで、2027年には新型の小型SUVを投入する計画です。

マツダ、首都圏で店舗刷新を加速。主戦場は「中小型SUV」〜2027年に新型スモールSUV導入へ

マツダは、国内販売の立て直しに向けて、都市部でのブランド発信力を強化しています。特に人口の多い東京都と神奈川県では、既に27店舗が黒を基調とした「新世代店舗」へリニューアル済み。これらの店舗では、販売台数が前年同期比で約3倍に伸びており、ブランド刷新の効果が見え始めています。

国内ブランドビジネス統括本部の三浦忠本部長は、中国新聞の取材に対し「中小型SUVが主戦場」と強調しました。小型車の需要が縮小する一方で、Mazda3やCX-30といったスモール商品群を含むSUVセグメントは依然として堅調に推移しており、マツダはこの分野で競争力を高める方針です。

その一環として、2027年にはタイ工場で生産する新型の小型SUVを日本市場へ投入予定です。これは、CX-30よりも小型で、都市部ユーザーを意識したモデルになる可能性があります。また、2025年には新型CX-5の登場も控えており、中・小型SUVを中心にラインアップを再構築する動きが見られます。

マツダは2030年度までに国内販売を再び20万台規模へ引き上げる目標を掲げています。新世代店舗によるブランド体験の向上と、小型SUV群の拡充が、その鍵を握ることになりそうです。

 
マツダ、東京と神奈川の大半の店舗を刷新へ | 中国新聞デジタル

 

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