
マツダと長安マツダは、中国市場向け新型EV「EZ-60」を発売しました。SUVタイプの新モデルで、電動化戦略の中心を担い、将来的な輸出も想定しています。
マツダ、中国向けEV第2弾「EZ-60」を発売
SUVタイプの新EV「EZ-60」登場
EZ-60は全長4,850mm、全幅1,935mmのSUVで、EVとPHVを用意します。最大26.45インチの大型センターディスプレーを搭載し、安全性能の高さも評価されています。価格は約250万円からと競争力を持ち、すでに4万5千台を超える引き合いが寄せられています。
共同開発EVの第2弾
マツダと長安汽車の共同開発によるEVは、昨年の「EZ-6」に続く第2弾となります。EZ-6は欧州で「マツダ6e」として販売が始まっており、タイ市場への展開も予定されています。EZ-60も同様に海外展開が視野に入れられていますが、日本での発売は未定です。
電動化戦略における位置づけ
マツダのグローバルEV販売比率は2024年度で0.4%にとどまりますが、2030年までに25~40%への引き上げを目標としています。EZ-60を含む共同開発EVは、この達成に向けた重要な柱です。今後も中国市場に新型EVを2車種投入する計画があり、2027年には防府工場でマツダ独自のEVも生産予定です。
中国市場での試練と挑戦
世界最大のEV市場である中国は、2025年には販売の約3割がEVになると予測されています。一方で日本メーカーは中国で苦戦しており、マツダの販売台数はピークから8割減となっています。毛籠社長は「競争の激しい市場で新境地を切り開く」と語っており、EZ-60の成功が中国事業の行方を左右すると言えます。

